さて、韓国語習得の土台には「音」と「言う」だとお伝えしてきました。
ですが思春期の年齢を過ぎると、自然にマスターすることは脳の構造上できません。
そのため、私たち大人は学習していく必要があるのです。
前回もお話ししましたが、できればまずは音から入ってほしいです。
音を知らないままハングルをやると、カタカナ読みになったりして、あとから直すのが大変になるからです。
英語で考えればよくわかると思います。
私たちは中高で読み書き中心の授業だったし、発音をやらなかったし、うまく発音しようものなら周りに笑われたりで、完全な日本語読みをしてきたと思います。
そのためテストでいい点を取っていた人でも、ネイティブと話せない方がたくさんいると思います。
それを前提としたうえで「ハングル」と「発音」はまず最初の段階でマスターしてください。
ハングルと発音をマスターしておけば、その後の学習が楽になります。逆を言うと、マスターしていなければ進まないということです。
もちろん自分は聞いたり話したりせず文章だけ読めればそれでいいんだという方は、発音の練習をしなくてもいいと思いますが、なかなかそんな方はいませんよね??
また皆さんがよく難しいとおっしゃる「連音化」などの発音変化も、大量に聞き、大量に口から出していれば、わざわざ教科書で複雑なルールを覚える必要はなく、自然にできるようになっていきます。
イントネーションもまた然りです。
(ここは듣기や말하기にも繋がってきます)
ハングルと発音をマスターしたら、次は助詞を覚えましょう。
もちろんそれと合わせて教科書で説明されているような基礎単語は一緒に覚えてしまいましょう。
助詞はまず「이/가, 은/는, 을/를, 하고(랑, 와/과), 에, 에서」を完璧にしましょう。もちろんそれをマスターできたら「도, 에서~까지, 부터~까지, 로」なんかも覚えていきましょう。
ここで連音化につまずいて、なかなか先に進めない方が結構いらっしゃるのですが、そうならないように、まずはハングルと発音をきちんとマスターしておきましょう。
以上
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