「上手(じょうず)に質問(しつもん)する」って?
「上手(じょうず)に質問(しつもん)する」とは、
ただ質問(しつもん)をすることではありません。
「会話(かいわ)の流(なが)れを止(と)めずに、
自然(しぜん)に質問(しつもん)する」と言(い)い換(か)えることもできます。
授業(じゅぎょう)では、先生(せんせい)と生徒(せいと)が交互(こうご)に話(はな)します。
質問(しつもん)の仕方(しかた)を少(すこ)し工夫(くふう)すると、
会話(かいわ)がもっと続(つづ)きやすくなります。
まず、自分(じぶん)の考(かんが)えを言(い)ってみよう
たとえば、「先生(せんせい)はどう思(おも)いますか?」と質問(しつもん)するだけでも、
もちろん大丈夫(だいじょうぶ)です。
でも、その前(まえ)に自分(じぶん)の考(かんが)えを少(すこ)し伝(つた)えてみましょう。
「私(わたし)は、日本(にほん)では電車(でんしゃ)の中(なか)で
静(しず)かにすごす人(ひと)が多(おお)いと思(おも)います。
先生(せんせい)はどう思(おも)いますか?」
先生(せんせい)の答(こた)えを、次(つぎ)の質問(しつもん)につなげる
ここが、とても大切(たいせつ)です。
先生(せんせい)が答(こた)えたら、「なるほど」で終(お)わらせず、
その答(こた)えから、もう一歩(いっぽ)話(はな)してみましょう。
「なるほど!私(わたし)もそう思(おも)います。
では、日本人(にほんじん)は、なぜ電車(でんしゃ)の中(なか)で静(しず)かにするのでしょうか?
母国では、電車の中で電話をしていても大丈夫です!」
このように、先生(せんせい)の答(こた)えを使(つか)って、
次(つぎ)の質問(しつもん)につなげます。
会話(かいわ)の主導権(しゅどうけん)を握(にぎ)る
ここまでできるようになると、
「会話(かいわ)の主導権(しゅどうけん)を握(にぎ)る」ことにもつながります。
「主導権(しゅどうけん)を握(にぎ)る」とは、
自分(じぶん)から話題(わだい)を出(だ)したり、質問(しつもん)したりして、
会話(かいわ)を自分(じぶん)から動(うご)かしていくことです。
このためには、日常生活で「なぜ?」という疑問をたくさん集めておくことが大切なのです。
先生(せんせい)の質問(しつもん)に答(こた)えるだけではなく、
「私はこう思(おも)います」
「先生(せんせい)はどう思(おも)いますか?」
「そうなんですね。では、これはどうですか?」
と、自分(じぶん)から会話(かいわ)を続(つづ)けていきます。
つまり、先生(せんせい)に質問(しつもん)されるのを待(ま)つのではなく、
自分(じぶん)から質問(しつもん)して、
先生(せんせい)の答(こた)えをさらに次(つぎ)の会話(かいわ)につなげるのです。
会話(かいわ)を「続(つづ)ける」から「動(うご)かす」へ
質問(しつもん)する。相手(あいて)の答(こた)えを聞(き)く。
そして、その答(こた)えから、また話(はな)す。
この繰(く)り返(かえ)しができると、会話(かいわ)はもっと自然(しぜん)になります。
「会話(かいわ)を続(つづ)ける」だけではなく、「自分(じぶん)から会話(かいわ)を動(うご)かす」。
これも、日本語(にほんご)の会話力(かいわりょく)を高(たか)める大切(たいせつ)なポイントですね。

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