英語で行われる会議。
自分の意見はあるし、何を伝えたいかもわかっている。
でも、いざ発言しようとすると、頭の中で英文を組み立て始めてしまう。
「この文法で合っているかな?」
「もっと自然な言い方があるかも」
「もう少し考えてから話そう……」
そうしているうちに、別の人が話し始め、話題が変わり、結局何も言えなかった。
そんな経験はありませんか?
問題は、英語力だけではないかもしれません
私はこれまで30年間、日本と海外のグローバル企業で働いてきました。社内コミュニケーションがすべて英語という環境です。
その中で感じてきたのは、仕事で英語を使うとき、必ずしも完璧な英語が必要なわけではない、ということです。
特に会議では、会話の流れがあります。
どんなに良い意見を持っていても、頭の中で完璧な英文を作ろうとしているうちに、発言するタイミングを逃してしまうことがあります。
もちろん、英語の知識は大切です。
でも、知っている英語を実際のコミュニケーションで使えることは、それとはまた別のスキルなのです。
会議で発言するための3つのヒント
1. 最初から完璧な文章を作らない
まずは、自分の意見を短く伝えることから始めてみましょう。
例えば、こんな表現です。
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“I think we should …” (〜したほうがよいと思います)
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“I have one suggestion.” (ひとつ提案があります)
-
“Can I add something here?” (ここで少し付け加えてもいいですか?)
最初のひと言が出れば、そのあとに理由や具体例を続けることができます。
最初から長くて完璧な文章を話そうとしなくても大丈夫です。
2. 日本語の文章をそのまま英語にしようとしない
日本語で言いたいことをすべて整理してから、英語に翻訳しようとすると、時間がかかってしまいます。
そんなときは、「結局、いちばん伝えたいことは何だろう?」と考えてみてください。
伝えたいポイントをひとつに絞り、簡単な英語で表現する。
仕事でのコミュニケーションでは、複雑な文章を話すことより、相手に要点が伝わることのほうが大切な場面がたくさんあります。
3. 間違えないことより、会話に参加することを意識する
文法を間違えることもあるでしょう。思ったとおりの単語が出てこないこともあります。
それでも、伝えようとすることはできます。
うまく伝わらなければ、別の表現で説明すればいい。相手に確認してもいいのです。
英語での会議は、英語のテストではありません。
自分の意見を伝え、質問し、相手と一緒に仕事を進めるための場です。
たくさん話す必要はありません
会議で発言するというのは、誰よりも流暢に話すことでも、たくさん話すことでもありません。
必要なときに自分の考えを伝え、質問し、仕事を前に進めることです。
次に英語の会議に参加するときは、完璧な文章ができあがるのを待たず、いつもより少し早くひと言発してみてください。
そのひと言が、次の発言につながるかもしれません。
英語は、頭の中で完璧にしてから使うものではなく、使いながら身につけていくものでもあるのです。
実際の仕事で使える英語を、一緒に練習しませんか?
私の「実践ビジネス英語」のレッスンでは、会議で意見を伝える、質問する、相手の発言に反応するなど、実際の仕事を想定した英語を練習できます。
30年間グローバル企業で働いてきた経験を活かして、教科書の例文だけではなく、実際の職場でどう伝えるかを一緒に考えます。
英語を勉強してきたのに、仕事ではなかなか使えない。
そんな方の、小さな一歩をお手伝いできたらうれしいです。
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