Cafetalk Featured Tutor Interview

Chika Cheryl Y

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Chika Cheryl Y Tutor Interview

Q. Chika先生、こんにちは!まずは簡単に自己紹介をして頂けますか?

A. こんにちは!英語と日本語のレッスンを提供しています、Chikaです。私は日本生まれ日本育ちの純日本人ですが、若かりし頃に、帰国子女の友人が持っていたミドルネームに憧れ、Cherylという英語名を付けてもらいました。今では自分の名前だと認識できるほど馴染んでいるので、CafetalkではChika Cheryl Y.の名前で講師をさせて頂いています。

Q. 出身地についてお伺いします!先生が育った町を紹介して頂けますか?

A. 出身は神奈川県です。京都で働いていた頃には、標準語を話しているだけでも「何だかオシャレ」などと言われたりしましたが(笑)、私が育った場所は工業地帯に近いエリアで、深夜も車通りが多く、よく言えば賑やかですが、「オシャレ」とは程遠い町です。とは言え、買い物ができるお店も近くに色々とあり、便利でした。

Q. プロフィールによると、アメリカのフロリダ州に在住していたようですが、それについて教えてください。

A. フロリダには2005年の7月から2008年の12月まで、約3年半住んでいました。最初の2年は、住み込みのチャイルドケア・プログラムに参加し、アメリカ人の家庭にホームステイしながら、その家族のお子さん二人のお世話をしました。プログラム参加前は、某英語教室の児童英語講師をしていたのですが、留学をしてみたい!実際にアメリカ文化を体験したい!という気持ちをずっと持っていたので、思い切って仕事を辞めて渡米しました。このプログラムには、ヨーロッパや南米からの参加者も多かったので、世界中に友人が出来たことが、何よりの宝です。

また、後半の1年半は、Multilingual/Multicultural Education (TESOL) の修士号を取得するべく、大学院に通いました。主に、第二言語習得についてや、英語を外国語や第二言語として教える為の教授法について学びました。インターンとして、現地の語学学校でリスニングのレッスンを担当したりもしました。アメリカに留学に来られた方に、日本人の私がレッスンをするというのは、なかなか緊張感がありましたが、良い経験となりました。また、「外国語を教える」という部分が共通していたので、大学院に通いながら、Graduate Teaching Assistant (GTA)として、学部生の日本語の授業を3学期間担当しました。授業をするだけでなく、テストを作ったり、成績を付けたりもしたので、ティーチング・アシスタントと言う名前ですが、日本語で言う、大学の非常勤講師のような仕事内容でしたね。自身の母国語を教えてみて、「言葉を教える」こと自体の面白さや難しさを、違う角度からも感じられ、こちらもまた良い経験となりました。

渡米前は1年で帰国する予定だったものの、偶然にも、チャイルドケア・プログラム1年目の契約満了の頃に、それまでできなかった契約の延長が可能になったり、2年目のオペア契約満了の頃に、大学院に通える条件がそろったりと、運良く進み、それまで憧れてきたことに色々と挑戦できました。運も実力のうちと言うなら、私はかなりの実力の持ち主だと自負しています!(笑)

Q. カフェトークのレッスンの時以外は、どんな風に過ごされてますか?趣味や興味のあることなどがあれば、教えてください。

A. レッスンが終わるとまず、withフィードバックのレッスンのフィードバックを作成します。そして、次のレッスンプランを大まかに書き留めておきます。その後、準備が必要なレッスンの教材チェックをします。現状、レッスンそのものよりも、フィードバックと準備にかなり時間を使っています。そして、仕事以外の時間は、家事と育児の嵐です。(笑)それでも、主人の協力のお陰で自分の為の時間が持てた日は、ヨガレッスンに通ったり、映画や音楽も好きなので、映画鑑賞やライブも、年に1回程度は行っています。友人とカフェでひたすらお喋りした日などは、気付けば6時間も経っていることも!?また、本も好きなので、本屋さんに行っては、レッスンに役立ちそうな情報収集をしたり、自分のレベルアップに繋がりそうな本を探したり・・・していたはずなのに、マンガや小説に浮気したりしています。(笑) また、早朝などにCafetalkで英語やスペイン語のレッスンを受けることもあります。本当は、暫く行っていない海外旅行にも行きたいのですが、子どもがまだ小さいので、もう少し先の楽しみに取っておくことにしています。

Q. 先生はいつから英語を勉強していますか?そして、英語が流暢に話せるようになったのはいつ頃でしたか?

A. まず、「流暢」に話せるようになったのはいつ頃?というご質問ですが、「流暢」の定義がなんとも難しく・・・どうお答えするか悩んだ結果、私の英語学習歴をご紹介してさせて頂くことにしました。正直なところ、自分が納得できるぐらいの「流暢」な英語が話せるようになっていると実感したのは、アメリカから帰ってきて、某英会話スクールで教えるようになってからでしょうか・・・。流暢さは自分でも気付かない間に徐々に上がっているものなので、この時期!という記憶がなく、何とも曖昧です・・・。

さて、私が英語を習い始めたのは、小学校高学年の時です。友達が英語教室に通っていて、興味を持ちました。初めは、テキストのロールプレイや、単語カードを使ったゲームなどが中心のレッスンでした。また、当時教室に置いてあったLPを使って、発音練習をするのが好きでした。テレビ画面で、英語一文字ずつの名前と音をネイティブ講師が発音し、その時の口の形が正面と横から映されているもので、口の中の舌の位置などは絵で確認できるような映像でした。後に、本当はダメなことだったと分かったのですが(笑)、空いている時間に、LPを好きに使わせてくれた先生がいらして、このLPで遊んだ(?)ことで、フォニックスが身に付いたと思います。

その後、中学3年になったタイミングで、個人の英会話教室に通い始めました。この頃から徐々に会話ができるようになって行きました。日本人の先生でしたが、発音が綺麗で、時折ネイティブ講師を招いてのレッスンなどもして下さいました。また、私の通った高校は帰国子女も受け入れていて、英語の授業に力を入れていたので、高校の授業でも会話の練習が出来る時間がありました。大学では、英米語学科で言語学やコミュニケーションについて学び、英語を話す機会に恵まれました。オールイングリッシュでの授業も多くあったので、ディスカッションしたり、プレゼンをしたりしているうちに、英語でのコミュニケーションができるようになって行ったと言えるはずです。大学卒業後に児童英語講師を経験し、渡米しました。この頃は、「私の英語はまだまだだなぁ」と思っていた記憶があります。

Q. 先生のレッスンに興味がある生徒さんのために、レッスンの様子・先生のレッスンスタイルについて教えて頂けますか?

私は主に、初心者から中級者向けの会話のレッスンと、ディクテーションのレッスンの二種類を提供しています。「英語で話そう」のレッスンは、レベルに合わせて様々な進め方をしていて、オーダーメイドレッスンの様な感じです。会話ができるレベルの方のレッスンでは、楽しくお話ししながら、生徒さんが間違われた箇所の正確な言い方、良く使う単語やより伝わりやすい表現を、チャットボックスにタイプして行きます。口頭では、「こう間違っいて、これが正しい言い方」というスタイルではなく、相づちの様に訂正を入れて行きます。フリートークなので、好きなアイドルの話題で盛り上がったり、主婦あるあるを分かち合ったり、旅行の話を伺ったり、英語学習について現状を伺ったり、お勧めの練習方法をお伝えしたり、内容は様々です。基本的には、「英語で話せるお友達」感覚で、会話を楽しんで頂くスタイルですね。ただそこに、話し相手が「英語を教えるプロ」という付加価値が付いてるイメージです。初心者の方で、英語でのコミュニケーションが難しい場合には、英語を話せるようになりたいと思う場面を設定し、ロールプレイを作成して、音読から練習して行き、徐々にアドリブでの会話ができる様にしていくパターンもあります。

また、初心者の方向けの「Q&A+1」のレッスンでは、文法項目を絞って難易度を下げて会話を楽しんでいます。このレッスンでは、例えば、Doを使った質問の練習をする、と決め、会話をする為のアイディアを日本語で出して頂き、生徒さんと一緒に英作文をして、平叙文と疑問文の作り方、答え方などを確認します。そして、会話の準備ができた状態で、質問→答え+追加情報+質問→答え+追加情報というように、会話のキャッチボールの練習をしています。一つの文法項目で、語彙が限られていても会話を楽しむことができるので、初心者の方に喜ばれています。もう一つは、「アメリカ英語の聞き取りに挑戦!」のディクテーションのレッスンです。こちらについては、後ほど詳しくお伝えします。

Q. 母国語は日本語ですが、レッスン中は英語のみになりますでしょうか?

A. 生徒さんのレベルに合わせて、日本語も使います。初心者の方のレッスンでは、8割程度が日本語の場合もあります。もちろん、中級レベルの方のレッスンでは、英語のみの場合も多いです。ただし、文法などを日本語でしっかりと確認したい場合には、中級レベルのレッスンでも、一部日本語に切り替えて説明し、その後また英語のみに切り替えたりもしています。初回レッスンの前に、どの程度の日本語の使用をご希望か伺い、それに合わせています。どんなに困っても英語のみで!とおっしゃる生徒さんのレッスンや、初心者の方のレッスンでも、この5分は英語のみで!という時間の場合には、日本語は分からないフリをすることもあります。(笑)

Q. 日本人の生徒様向けに英語レッスンを提供されていますが、非ネイティブ講師の英語レッスンにはどのようなメリットがあると思いますか?

A. 私も生徒さんも母国語が日本語なので、私が英語を外国語として学習してきた経験と、日本の文化や日本人的な考え方が共有できるところでしょうね。日本語話者にとっての、英語の難しいポイント、間違いやすいポイント、不思議に思える英語表現を納得する為の考え方などが、実体験と共にお伝えできるのは、メリットだと思います。

Q. 先生の1番人気なレッスンはアメリカ英語の聞き取りレッスンですね。生徒さんたちの聞き取り力をどのように上達させていますか?

A. まず、私が読み上げる英語を書き取って頂き(ディクテーション)、答え合わせをした後に音読練習(リピーティング)して行くのですが、その際、なぜ聞き取れなかったのかを分析して行きます。聞き取れない理由としては、大まかに3つほどあり、単語自体をご存じないか、単語の正しい音をご存じないか、音の変化(単語同士が繋がっている、音が落ちている、など)によって聞き取って頂けなかったかに分類されます。そこで、聞き取りが難しかった部分にフォーカスし、英語の音のルールの解説をします。時にはカタカナで単語が繋がってるイメージをお伝えしたりしながら、正しい音で音読して頂ける様に、リピート練習でトレーニングをします。英語の音の仕組みをご理解頂き、そのルールを無意識に聞き取りに反映して頂けるようになるまで、インプット(聞く)とアウトプット(音読)を組み合わせたトレーニングをして頂いています。レッスンや宿題としてして頂く音読で、インプットとアウトプットをたくさんして頂くことで、リスニング力をアップして行きます。

ディクテーションの内容は、会話のスクリプトであったり、ニュースの抜粋であったり、生徒さんのご希望とご興味に合ったものを私が選んでいます。聞き取る力と共に会話力もアップできるように、スクリプトは、日本の学校の英語の教科書にはあまり出てこない様な口語的な表現が含まれていたり、耳慣れない(であろう)単語が含まれていたりするものをご用意しています。レッスンを受けて下さった方には、よく、「難しいけど、面白い」とおっしゃって頂きます。毎回、聞き取りの時間はテストの様な緊張感があり、答えあわせの際に、私が音のルールや、その単語の正しい音をお伝えすると、「何だ、そう言っていたのか!仕組みが分かってからもう一度聞くと、大して難しいことは言っていなかったんだなぁ」という、驚きや納得感があったりすると思います。なぞなそを解く様な面白さがある為か、このレッスンをリピートして下さる方が多いので、自然と人気のレッスンになったのかもしれません。また、単純にリスニング力を上げる為というより、会話の為にリスニング力を上げることを目標としているレッスンの為、会話のレッスンと組み合わせて受講されている方もいらっしゃいます。

こちらのレッスンをリクエストされる際には、ご注意頂きたい点があります。受講者の方の現在のリスニングレベルの確認をした上で、お一人お一人に合わせた教材をご準備させて頂いていますので、初回には無料体験レッスンを強くお勧めしています。また、ご説明しました通り、英語の音のルールをご理解頂くことがメインのレッスンの為、リスニングが苦手な方で、英検なら2級合格未満、TOEICならスコアが700未満程度の方にお勧めのレッスンです。

Q. 最後に、先生の生徒様、またこれから先生のレッスンを受講したいと思っている生徒様に何かメッセージをいただけますか?

A. 外国語や第二言語の習得には時間もかかりますし、紆余曲折あるものです。そんな中、私のレッスンを受けて下さる方には、英語学習へのモチベーションが上がらない時期にも「Chikaと話したいから、レッスンの予約をしようかな」と思って頂けるような、フレンドリーかつプロフェッショナルなレッスンの時間を提供させて頂きたいと思っています。時には優しく受け止めたり、時にはお尻を叩いたり(笑)しながら、英語習得への旅を楽しく続けて頂く為のお手伝いをさせて頂きたいです。いつもレッスンを受けて下さっている方には、たくさんの元気をもらっています。本当にありがとうございます!まだお話ししたことがない皆さんとも、レッスンでお会いできる日を楽しみにしています!

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Chika Cheryl Y


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