『英語オンリーのレッスン』響きはとてもいいですね。
ですが、日本で、1週間多くて2時間ほどしか英語に触れない環境で、オールイングリッシュのレッスンは効率的でしょうか?ここがポイントです。日本の子供達は英語圏で四六時中、英語に触れているわけではないのです。週1回、1時間やったとして、1年に換算すると48時間、たった2日間です。英語を英語のまま理解するのはこんな短い時間では不可能です。
『英語で質問するように』『レッスン中は英語オンリー』というと、たいがいのお子さんは萎縮して、疑問があっても聞かない、最終的には受動的なレッスンとなってしまい、”英語で自己表現”などからは程遠いオウム返しの授業となりえます。
生徒に英語で質問するように促す『クラスルームイングリッシュ』も大した意味はありません。クラスルームイングリッシュで、生徒の本当に疑問に思っていることなんて表現できないからです。それができるレベルなら、もはや英語を習う必要はありません。
私のレッスンでは、日本語OK『わからないところや、疑問があったら日本語で聞くこと』と言います。
そうすると、小学3年くらいになれば疑問が出てきて、色々日本語で聞いてきます。その度に私も日本語で簡潔に説明します。間違いに関しても、なぜかを日本語で説明します。そうすれば、クリアになって同じ間違いは繰り返しません。講師にとっても、レッスンを改善したり、もう少し細かい説明が必要などの気づきにもなります。
一番良い所は、日本語で質問させることによって生徒はレッスンに対して能動的になります。
実はこういう私も以前は、オールイングリッシュで5年間レッスンを行ってきました。
職場の方針でレッスン中、日本語禁止だったからです。生徒の間違いや文法、フォニックスの舌の動かし方まで英語で説明していました。生徒の理解度は50%くらいだったのではないかと思います。何度も生徒に『日本語で言って』と言われました。生徒がとてもフラストレーションを感じていることがわかり、私自身もストレスでした。同僚の外国人講師も同じことを感じていて、よく彼らから、生徒に日本語で説明してくれないか?と頼まれたり、なんで、日本語で説明したらダメなの?と聞かれました。
経験上、オールイングリッシュのレッスンは非効率と言わざるを得ません。
短いレッスンの中、貴重な時間を日本語で簡潔に説明をすることによって時間の節約にもなります。
バイリンガル講師としての『日本語と英語を話せる』という利点を活かさないならば、バイリンガル講師である意味はありません。
私自身も経験するまでは、オールイングリッシュが良いと信じていました。どうか、メディアに踊らされることなく限られた時間のなかで、効率的な学習法を選んで頂きたいと思います。
とうこ
2017年8月17日
st.misakさん ありがとうございます!意見に賛同していただいて嬉しいです。英語で考え英語で対応するのは理想ですが、やはりそれだけの環境と時間を費やさなければ難しいですね... 効率よく英語を身につけられるように指導をしていきます^^
st.misaki
2017年8月15日
今日は。ご意見に賛成です。年を取って始めた英会話、すべてオンラインで賄いました。英語圏に住んでいない以上英語で考え、対応するには無理があります。特に子供達には、です。なのでやはり語彙の持つニュアンスなどは日本語での説明が必要かと思います。最近は海外在住の日本人の方からレッスンを受けています。それも一人だと生活様式の違いなどから偏りがあります。大人の場合はこれが自分で自由に出来るので良いのですが。未来の子供達の為にどうぞ良い方法を取り入れて下さい。
とうこ
2015年1月25日
Yokoさん コメントありがとうございます。日本で英語学習するには、時間の問題が一番大きいような気がしますね。理想は、私たちが日本語を学んだように英語を学べたら素晴らしいと思いますが、環境が違うので、ひずみが出てきますよね。 発音に関しては、英語は世界中で話される言語なので、どの発音が正しいかとも言い切れない部分があります。個人的には、語彙、イディオム、文法が英語を話す上では大切だと思います。子供達に楽しいと思ってもらえる授業を頑張ります!
とうこ
2015年1月25日
Hirohitoさん
コメントありがとうございます。共感していただけて嬉しいです。英語ビジネスの、謳い文句に踊らされることなく、自身やお子さんのレベル、環境に合わせた学習法を見極めなければ、お金と時間のムダになることを、理解してもらえたらと思いこのコラムを書きました。
ブログも拝見させていただきました☆
Yoko
2015年1月25日
Tohko先生、私も先生の意見に同感です。回りを四六時中英語のシャワーに出来るような環境であれば、オールイングリシュも効果的でしょうが、日本ではなかなかそうもいきません。巷では英語の早期教育が大ブームですが、日本語もまともでない本当に小さな子供たちにどれほど効果的なのか?と思っていましたが先生がここで5年間やってきてフラストレーションを感じたと書かれていたのでなるほどと思いました。私は個人的に、それほど英語の発音には目くじらをたてる必要はないのでは?と思います。英語ほど多くの国で話されている言語はないわけで、母国語でない国でも、それぞれのお国なまりの英語をどうどうと話しているわけですから。。。多少難なる発音の日本英語でも中身のある意見であれば、彼らは真剣に聞いてくれます。それよりも子供達には(将来的に)日本文化や日本の歴史を少しでも正しく英語で説明できる人間に育てられる授業をしてあげた方がいいです。世界にも類をみない素晴らしい日本文化ですが、正確に英語で説明できる能力は生半可にはつきません。若い頃、オーストラリアに留学して嫌というほど自覚し、現在もまだまだ勉強中です。(だらだらと長く書きすみません!でも、子供たちに外人と英語で話すのは楽しいと感じてもらえる授業を頑張って作り上げて下さい!)
Hirohito
2015年1月24日
はじめまして、Hirohitoです。
私も「英語の授業は英語で」には甚だ疑問を抱いているので(http://kotoba-no-mikata.blogspot.jp/2013/06/blog-post_11.html)、このようなコラムは嬉しく思います♪
日本語ネイティヴである強みを活かし、信念を持って互いに生徒を鍛えてまいりましょう!
よければ、上記URLの私のブログもご覧ください(^^)/