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Cafetalk Tutor's Column

Tutor とうこ 's Column

オールイングリッシュの落とし穴

Jan 24, 2015 | 6 Comments

『英語オンリーのレッスン』響きはとてもいいですね。

ですが、日本で、1週間多くて2時間ほどしか英語に触れない環境で、オールイングリッシュのレッスンは効率的でしょうか?ここがポイントです。日本の子供達は英語圏で四六時中、英語に触れているわけではないのです。週1回、1時間やったとして、1年に換算すると48時間、たった2日間です。英語を英語のまま理解するのはこんな短い時間では不可能です。

『英語で質問するように』『レッスン中は英語オンリー』というと、たいがいのお子さんは萎縮して、疑問があっても聞かない、最終的には受動的なレッスンとなってしまい、”英語で自己表現”などからは程遠いオウム返しの授業となりえます。

生徒に英語で質問するように促す『クラスルームイングリッシュ』も大した意味はありません。クラスルームイングリッシュで、生徒の本当に疑問に思っていることなんて表現できないからです。それができるレベルなら、もはや英語を習う必要はありません。

私のレッスンでは、日本語OK『わからないところや、疑問があったら日本語で聞くこと』と言います。

そうすると、小学3年くらいになれば疑問が出てきて、色々日本語で聞いてきます。その度に私も日本語で完結に説明します。間違いに関しても、なぜかを日本語で説明します。そうすれば、クリアになって同じ間違いは繰り返しません。講師にとっても、レッスンを改善したり、もう少し細かい説明が必要などの気づきにもなります。

一番良い所は、日本語で質問させることによって生徒はレッスンに対して能動的になります。

実はこういう私も以前は、オールイングリッシュで5年間レッスンを行ってきました。

職場の方針でレッスン中、日本語禁止だったからです。生徒の間違いや文法、フォニックスの舌の動かし方まで英語で説明していました。生徒の理解度は50%くらいだったのではないかと思います。何度も生徒に『日本語で言って』と言われました。生徒がとてもフラストレーションを感じていることがわかり、私自身もストレスでした。同僚の外国人講師も同じことを感じていて、よく彼らから、生徒に日本語で説明してくれないか?と頼まれたり、なんで、日本語で説明したらダメなの?と聞かれました。

経験上、オールイングリッシュのレッスンは非効率と言わざるを得ません。

短いレッスンの中、貴重な時間を日本語で完結に説明をすることによって時間の節約にもなります。

バイリンガル講師としての『日本語と英語を話せる』という利点を活かさないならば、バイリンガル講師である意味はありません。

私自身も経験するまでは、オールイングリッシュが良いと信じていました。どうか、メディアに踊らされることなく限られた時間のなかで、効率的な学習法を選んで頂きたいと思います。

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