Thumbnail Image

10月の聖マリアスピリチュアルメッセージ 過去の負の体験に白い境界線を引くーシンプル・簡素に生きる

Spiritual Counselor Keiko

10月の新月のマリアスピリチュアルメッセージ 2019929日新月 天秤座 3:28

過去の負の体験に白い境界線を引くーシンプル・簡素に生きる

 

1 過去の負の体験との静かな決別あなたの現在の多くは「過去のマイナスの感情」が作り出している

 あなたの現在の多くを作っているのは、過去のマイナスの体験です。出来事を決して否定しないでください。ひとつとして無駄な体験はありません。「体験をマイナスだった」ととらえ心の働き・動き・感情があなたの未来を否定的にしています。失敗、後悔、自信喪失、自己否定、怖れ、自責など、「自分を責める気持ち」が、あなたの心から「前向きな免疫力」を失くし、ネガティブな未来の想像を生み出します。「~になるに違いない」とマイナスの想定が、頭を重くします。そしてあなたは「心に保険」をかけるように、安全策の足し算をくり返します。「もっと~をしないないからだめだったんだ。」「まだ~がだめだったったからうまくいかなかったんだ。」マイナスの感情が生み出す「負の未来予測」です。これがあなたの心の牢獄であることに気づいてください。視点を変えるだけで、世界は美に満ちています。


 仕事や恋愛での人間関係がうまくいかなかった体験がある人は、そうしたシーンを避けるように、休日は「予定びっしり状態」を作り、忙しくして、日常をできるだけ見ないようにしてしまいます。「休日も仕事をしていた方が楽」という人もいます。または、習い事、資格取得に時間とお金を費やし、「負の人間関係」を見ないように過ごします。資格取得マニアの方は、「エネルギー足し算」が多くなり、その人の波動は重くなります。そのため、フットワークが悪くなるので、人生の変化・変容はとてもゆっくりペースになってしまいます。過去のマイナスの出来事と向きあうことを避けている限り、「足し算のただ忙しい生活」が続き、心に静かな満足はやってこないでしょう。
 

今回の新月に「白い静かな境界線」をあなたに送りました。10月から「過去の負の感情」に、きっぱりと、でも争う気持ちがないように「過去との境界線」を引きましょう。過去をすべて忘れなさいというメッセージではありません。過去の感情にとらわれて、「未来が~になるに違いない」という怖れから、心を自由にしてください。この「怖れ」は、あなたの人生に「もっと~をしなくては」「まだ~がだめだたったから」という足し算の生き方を、創り出してしまいます。あなたの人生をシンプルにしましょう。簡素であること、必要以上に何もないことが「自由」であり、「虹色のあなたの可能性」を生み出すことを瞑想しましょう。「白」であることは「どのような色も生み出せる可能性」があるということです。10月のあなたはシンプルであることに、穏やかさを見出すでしょう。過去の怖れがあなたの気持ちにやってきても、その感情にきっぱりと、「白い境界線」を引きましょう。あなたの未来の輝かしい可能性を、負の感情に決して壊されることがないように、奪われることがないように、次のワークを行ってください。

2 マイナスの過去の感情に白い境界線を引くワーク

1 数か月~半年ぐらいの過去を思い出す・書き出す
マイナスの気持ちを強く感じて「自己否定」「自責」「怖れ」が強くなった出来事。それはどのような気持ちだったのか?

2 子どものころから繰り返してしまう負の感情パターンを思い出す・書き出す(慢性的な体調不調とつながっていることもよくあります。)

3 一人で静かになれる安全な場所に座ります。背筋を伸ばします。ゆっくりと目を閉じます。3回深い呼吸をして気持ちを整えます。身体の左側(オーラで過去の時間)に、まっ白な境界線をさっと引きましょう。前から後ろへ、空気をさっと切るように何度かやってみましょう。息を吐くタイミングに合わせるといいでしょう。

4 白い境界線を越えて、過去の負の感情がやってくることはないと、イメージしましょう。ひと月の間に、負の感情が「白い境界線」を越えてくることがあったら、3をくり返し行いましょう。

5 9月のスケジュールをふりかえってみましょう。「これはなくても大丈夫」と思える出来事を調べて、10月はシンプルにしてみましょう。「この人間関係もそんなに大事ではないかも」と思える人間関係を調べて、10月は「あなたの大切な時間」に変えていきましょう。「ずっと~したいと思っていた」あなたのことを優先しましょう。

6 過去の負の感情を解放する方法として、「マイナスの体験と感じている場所へ行ってみる」、「マイナスの体験の人物に連絡をしてみる」ことをトライしてみましょう。「追体験」することで、過去は解放され、フラットなシンプルな静けさを保つことができるでしょう。自信がない時は、友人といっしょに行ってみましょう。
 「マイナスの体験の人物に連絡をしてみる」ことは、大きな勇気がいりますね。ごく日常的なあいさつでかまいません。「その後元気ですか?」「元気に過ごしていると思います。」という文章でメッセージしてみてください。相手からも「元気にしてるよ。あなたはどうですか?」というあたりさわりのないメッセージが来たら、OK。詳しくあなたの日常を説明する必要はありません。小さな波が心に寄せてきて、あなたは少し動揺するかもしれませんが、すぐに反応しないで、静かに待って「元気にしているよ。」これだけで十分です。これで過去のわだかまりの感情が、解放され、マイナスの過去の体験に「白い境界線」を引くことができるでしょう。

 

3 あなたがたは「魂の家族 soul family」-権威・権力・因習・古くなった考え方に距離を置く

今回の新月には、私から「海の瞑想」も送りました。海はあなたがたの魂が来た場所です。体内水70%のあなたがたは、「水の存在です。水性の存在です。」「水」はいつも変化・変容し、絶えず古くなったエネルギーを洗い流しています。水は柔軟な人生の選択をみちびきます。人間関係、恋愛関係、夫婦関係も、体内水70%の水性の存在だからこそ、何度でも関係性を変化させることができるのです。また水はエネルギーを伝えます。同じエネルギーで同調しやすいのも、シンクロがおきやすいのも、あなたがたが「水の存在」であるからです。
 水に高さはありません。波が寄せてくだけて散っていくとき、すべての存在が同じエネルギーであり、高くされる者も、低くされる者もありません。「水は、無条件の愛とゆるしのエネルギー」です。

 あなた方の生き方を苦しく困難にしている1つは、「権威・権力」「因習・古くなった考え方」です。あなた方の幻想が作り出した「高い人」の周囲には、多くの依存的な人が集まります。自分で人生を変えようと努力するより、「有名な人、たくさんの資産を持っている人、権力を握っている人」のそばで「おこぼれ」にあずかりたいと願う方が楽だからです。そばにいたら「何かがもらえるかもしれない。とりたててもらえるかもしれない。」こう思う人たちがたくさん集まっている場所には「欲」も、たくさん動いています。「欲」はあなた方の波動を重くし、3次元的な発想でしか物事を考えないようにしてしまいます。
 体内水70%を、あなたは見ることができますか?見えないからと言って、あなたの体内水は存在していないのでしょうか?「視覚」に頼りすぎないでください。宇宙があなたがたに与えた「五感」そして「第六感」をすべて使ってください。

 「水」を見てください。フラットです。そこには「権力・権威」シンボルするような固定的な高いものはありません。高い山もたくさんの雪解け水を内包し、川を生み出しています。海は波をくり返します。高くなった波が、次には砕けて、低い波となることを知っているでしょう。さきほど高かった波を、砕けた波のなかに探すことはできません。すべてひとつの「波」「水」として高さの区別のない同じ存在です。因習や古くなった考えにとらわれやすい「血族・家族」のネガティブなパターン、負の連鎖から、潔く離れましょう。
 海のように「魂の家族」を持つ時間が、あなた方、人類の歴史の中に必要となってきています。ソウルメイトが3次元でつながって、「ソウルファミリー」を現実の中で形にしていく生き方です。権力志向から自由になって、海のようにひとつにつながっていく生き方です。小さな波のひとつひとつがあなたです。小さくても「海」という「魂の家族」の一員です。つながりには縦構造はありません。誰でも先生です。ジャッジせずに受け入れ、受け止めていく安心感を生み出せるコミュニティです。何か困難があったときに助け合えるつながりです。どのような既成の宗教からも自由であり、また人を超えた大いなる存在を信頼し、祈りと瞑想を知っている「静かな強さ」を持った「ソウルファミリー」です。

4 魂の家族(ソウルファミリー)と出会うワーク

1 あなたの関心事・大切なこと・生き方・価値観を整理してください。同時にあなたの価値観にふさわしくない生き方を、ジャッジせずに知っておきましょう。

2 あなたの価値観にふさわしいワーク(スクール、コミュニティ、グループ、ワークショップ参加)を行い、あなたの「魂の家族」を見つけていきましょう。忍耐強く探してください。あなたの感情を乱してくるような存在には、しっかりと「白い境界線」を引きましょう。「ソウルファミリー」に出会わせてくださいと祈ることも大切です。恋愛だけが出会いではありません。

3 「魂の家族」が3名になったら、定期的に話す機会を持ちましょう。カフェ、SkypeZoomなどで自由に話せる・テーマを決めて話せる機会が6か月続いたら、「魂の家族」で旅行に出かけてみましょう。宿泊型を体験し、「家族のような時間」を体験します。

4 1から3をくりかえすうちに、「魂の家族」が少しずつできあがってきます。あせらずに、ゆっくりとつながってください。「魂の家族」で社会的な貢献や、ボランティアができたら、いっしょに行ってみましょう。つながりが強くなっていきます。

5 未来形として、ひとつの住まいをシェアして、みなさんで住むことが可能になると「家族の気持ち」が高まります。新しい家族スタイル「魂の家族」でシェアハウスをすれば、あなたの気持ちには安心と穏やかに、静かな強さが生まれていくでしょう。食事、住まい、移動手段の自動車を、共同で使えるようにしていくと生活もシンプルになります。個人所有をやめて「魂の家族」所有にすれば、簡素な生き方が現実のものとなっていくでしょう。

5 8月30日のマリアアセンションから10月までをつないでいく

1 8月30日に次元が上昇し、「マリアアセンション」が起きました。魂の深い気づきと目覚めを、あなたがたに送りました。大きな分岐点がありました。この分岐点が10月、「シンプルに生きる・簡素なことを大切にする」につながっています。「あなたとは何か?誰か?」「あなたは何のために生まれて来たのか?」その答えを実生活の中に見出さなくてはなりません。

2 9月は今年最大のターニングポイントでした。多くの方が「変化・変容」の思いもかけない現実を体験しました。一見ネガティブ見える出来事にも深いメッセージがあり、過去の整理と、必要なもの不必要なものがわけられ、「大切なもの」がくっきりと人生の中に姿を見せました。「あなたの魂の願い」を現実のものとして見ることができるできるようになってきています。

 

3 マイナスの過去との決別を静かな気持ちで行ってください。怒りや悲しみが浮かんで来てもありのままみてください。あなたは静かな「白」。どのような色にも自由に変化・変容し、生き方を選びなおせる自由と柔軟性が、与えられています。生き方をシンプルにしましょう。簡素であることを誇りに思い、必要ではないものも、人間関係も潔く整理しましょう。

 

Maria Healing Message  しずかなあかり

心に灯されるあかりひとつ

海が凪いで
風が止まるとかえってくる
なつかしい哀しみがある

いつかここに立って
海に返した哀しみの記憶があった
蒼く青く海はこたえて
心のなかに流れくる
潮の香りに洗われていた

人として生きていく
哀しさは
ときに温かくあなたを温める
人を求め
人との関わりに
傷めた心に蒼く流れこむ海の流れは
あなたを変えていく

かぎりない人としての可能性があり
夜にはあかりを灯す天使が
あなたを見守る

かもめが未来へかえっていった
水平線のかなたへ
眠るあなたの心を運んでいく

あかりのなかにしずかに沈みゆく夜
あなたのまぶたに夜は落ちて
海のささやきは歌いつづける

深い眠りがある
あなたのいのちのはじまりへ
人のいのちのはじまりへ
あなたは旅をして
みいだす
あかりがある

人としての静けさのいのち
いのちのなかに燃えつづける
静けさのあかりひとつ

 
海があなたの部屋へ寄せてくる日があります。悲しみのなかで、寂しさのなかで、海は寄せて、あなたの心を洗うように、ながれます。心に磯は香ります。波のメロディーにのせて、いつの記憶かわからない、人の記憶ーそれは遠い時間のなつかしい記憶が、よみがえります。たくさんの人の悲しみがあなたを抱き温める時があり、どのように悲しみから生き抜いて来たのか、あなたへ温かい伝言が届きます。聖マリア

spiritual reading and photo Keiko Tokino©

Added to Saved

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

Comments (0)

Login to Comment Log in »
Premium ribbon

from:

in:

Lesson Categories

Language Fluency

Japanese   Native
English   Daily conversation

Spiritual Counselor Keiko's Most Popular Columns

« Back to List of Tutor's Column
Got a question? Click to Chat