何それ、DELEなら知ってるけど、と思われるのでは。
ご存じDELEは日本では年に3回、普通は土曜日。東京、大阪などで行われるペーパーテストで
APTO か NO APTO(合格か不合格)という評価の仕方ですが、
SIELEは読む、聞く、書く、話すの4要素をPCで入力して行う試験で、平日か土曜日に行われます。
また、評価の仕方も点数で英語のTOEICのように点数で出るので、不合格とかはありません。
私は4,5年前からこの試験に興味があったのですが、日本では東京でしか受験できないし
DELE以上に情報が少なく、問題形式も良くわからずそのままにしていました。
でも今年は多くの生徒さんがDELEに挑戦されるのを見て、コロナの感染も収まっているし
今年受けてみよう!と急に決意しました。
そして改めてSIELEのサイトを見てみると、なんとSIELE en remoto を発見!
リモートなら自宅で、使い慣れたPCで受験できる!とメールアドレスや
名前、生年月日など必要な情報を入力して登録し、申し込みました。
ところが。
SIELE事務局からメールが届き、残念ながら日本ではリモート受験は今のところやってない。
要は 自宅で受験している人を(カンニングなどの防止)モニタリングするセンターが必要で
日本ではそういうセンターがない。Whatsappでの電話で準備の確認とかをするのですが、
日本ではWhatsappは使ってないでしょ?とのことでした。
もし持ってるならどっか他の国のセントロを探してあげるけど、と来た。
私はWhatsapも海外の知人とのやり取りで使ってるので
そんなら韓国とか中国とかのセントロでやってもらおうかと思ってもみたけど、
なんか面倒になり、せっかくその気になったんだし、唯一日本の会場になっている東京のセルバンテスで
受験することにしました。
試験開始は11:30. 早めに市ヶ谷にあるセルバンテスへ。
今日の受験者はあなただけよ~とのこと。
PCが8台ほどあるお部屋に案内され、スペイン語のキーボード 特殊文字の入力の仕方を
説明してもらう。 なんと、スペインのPCなんでÑの文字がキーボード上にある!
dos puntosやアセントの入力も教えてもらい、ちょっと自分で練習。
mayúscula を入力するシフトキーを、いつも小指で打つけど何だかこのキーボード、日本のより大きいのかシフトキーに小指が届かないぞ(笑)
ていうか、慣れが必要。
説明してくれたprofesoraは「隣の部屋にいるから、PCのトラブルがあったら呼んでね~」と
出ていき、お部屋には私一人残された。
はてさて、 そうこうしているうちに試験開始時間。
まずはLectura、最初は簡単な問題から始まるので、ふふーん♬ ♪と余裕のよっちゃんでしたが
だんだんと解き進むにつれてテキストが長くなってきます。
しかもこの試験、いったんTareaを終えると前のTareaには戻れない。
前進あるのみ、の試験です。
早くできれば次に進んでいっていいんですが、まあ慎重にぎりぎりまで考えます。
Lecturaが終わるとすぐAuditiva。はじめは男女二人の会話で、「男性はこれからどこへ行くでしょう?」とかDELE A1.2レベルの問題からスタート。ある人が仕事で成功するまでにどんな困難があったか、とか
正しいものを選ぶ、うんぬん。
最後のTareaは12のうち6個(!)内容にあっているものを選ぶ。二分の一の確率、ええい、ままよ!
この2つが終わると、15分くらいの休憩。
次はescritaとoral が待っています。 (To be continued)
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