最近、なんば・心斎橋・天王寺にも自転車で15分ぐらいで行けてしまう大阪市中心部から故郷の兵庫県伊丹市に引っ越しました。
この町は、兵庫県なのに「大阪」がつく大阪空港があり、昔から騒音問題で有名です。
久しぶりに帰ってくると、確かに三分に一度ぐらいは飛行機が飛ぶ音がしていますが、私は母のお腹の中にいる時から慣れていますので、もう何も気になりません。
この伊丹市、「Itami」で、イギリスなどのバラの愛好家には「ああ、バラの町ね!」と通じてしまうぐらいバラで有名で、「伊丹バラ公園」があります。
なぜ伊丹がバラで有名かというと、寺西菊雄氏が世界的に有名なバラを作り出したからです。
特に天津乙女やマダム・ヴィオレは世界のバラ愛好家にも評価が高い品種です。
私もかつてバラにはまって寺西氏直伝のバラ講座に参加してマダムヴィオレを育てましたが、無精者の私が時々水やりをするだけでも毎年美しい優雅な薄紫の花を咲かせてくれるぐらい育てやすい優秀なバラでした。
天津乙女
寺西 菊雄 氏を代表する品種。日本の作出花で初めて世界的な評価を得た記念すべき品種です。花型、花付き共に優れた花壇用品種で、花持ちも比較的良好です。花は大輪でふっくらと咲きます。比較的早咲きで強健種。樹型もよくまとまる完全樹型で優秀な品種です。
マダムヴィオレ
名花「マダム ヴィオレ」のつる性種。美しい薄紫、形の良い花がたくさん咲くので切花用に栽培しても良いです。枝はトゲが少なく直立気味によく伸びます。壁面などへの誘引が好ましいです。
荒牧バラ公園
http://barakou.com/mame.html
「一度は行きたい絶景スポット・兵庫」にも紹介されています。
https://matome.naver.jp/odai/2138054558557088901/2138175552091859203
少しバラが美しい時期は過ぎてしまいましたが、バラの時期に来られると、本当にすばらしい景観を楽しんでもらえます。
Koyuki