ヴァイオリンを購入した時、あるいは譲り受けた時に肩当(ショルダーレスト)を一緒に入手しましたか?
これはもともとヴァイオリニスト、メニューインが五十肩で演奏に苦しんだ時に発明したものです。
現在は五十肩に限らず多く使用されています。
ドレスで衣服の厚みのない女性の方や、首が長い、など色んな理由があります。
でも、誤った使い方は楽器を構えている実感を損なってしまうことが多いです。
仮に脱力とか、無理な力を入れないことを「重力に従う」と考えてみると、
肩当や顎当てを左肩や顔でギュッと挟む行為は重力に従っていないですよね。
では重力に従うとはどういうことでしょうか?
まず楽器の重さを知って、それを感じられる構えが大切なんではないでしょうか?
疲れる、肩が痛い、右手に力が入りすぎる、音が滑る...そんなお悩みの原因はこういうところにも潜んでいます。
ひとつのご提案でした!
コメント (0)