いつもの生活に世界のスパイスを。

Cafetalk Tutor's Column

Momo Sensei 講師のコラム

カッパドキア観光の定番!4つの名所-2

2020年6月10日

皆さん、こんにちは!ももせんせいです!

また、カッパドキアのツアーのことで書いています。今回数多くの観光名所から人気の高い新しい見に行く場所のことで書いています。


2.パシャバー地区

ギョレメ国立公園の中心部から、車で10分ほどのところにパシャバー地区と呼ばれるエリアがあります。パシャバー地区は、地面から突き出すキノコ岩が谷一面に林立している様子が見られるところです。
この岩には「妖精が住んでいる」という言い伝えがあることから、「妖精の煙突」という名の神秘的な奇岩があります。国外の人たちからは「妖精の煙突」と呼ばれていますが、トルコの人たちからは「修道士の谷」(Monks Valley)という名で親しまれています。それは、かつてこの地に聖シメオンという名の修道士が住んでいたからなのです。聖シメオンはこの奇岩を掘り、中でひっそりと暮らし、キリストへの信仰を深めていました。彼は次第に岩の上の方に住まいを作り、俗世との関わりを切り離して暮らしたといいます。
隠れ住むために岩場を掘って居住空間や修道院にしており、内部に入って見学することも可能です。聖シメオンはどのような景色を眺めて過ごしていたのか、見学をしながら考えを巡らせてみるのも良いでしょう。なお、このエリアは地面が隆起していて、高い位置から一帯を眺められる場所が多々あります。奇岩の隙間から差し込む日の光がとても美しく、日の出や日の入りを眺める絶景ポイントとしても人気なので、ぜひ高いところからの眺望を楽しんでみてください。



また、谷間にはお土産や飲食類を扱うショップもあります。カフェもあるため、観光に疲れたらワインやジュースを飲んで休憩すると良い思い出になります。



3.クズルチュクル渓谷

クズルチュクル渓谷は、辺り一面が岩場というエリアです。奇岩群が複雑な地表を形成しているのが大きな特徴といえます。また、奇岩群に沈んでいく真っ赤な夕陽は絶景で、カッパドキアのなかでも特に迫力あるサンセットポイントです。複雑な地表が夕日で赤く染まっていく様子がまるで「バラが咲くようだ」とたとえられ、「ローズバレー」と呼ばれるようになったのです。夕日の暖かさを感じさせる桃色から紫色に移り変わる風景は、魅了されてしまう人も多くいます。



なお、クズルチュクル渓谷は拠点となるギョレメ中心地から離れているため、あらかじめ移動手段を考えておく必要があります。タクシーを利用する、もしくはクズルチュクル渓谷の観光が予定に組まれているツアーに参加すると良いでしょう。

新しいエピソードに会いましょう!

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

お気軽にご質問ください!