日本の料理道具① マクロビ定番のごま塩

Koma.

上の道具は、ごま塩を擂(す)るときに使う「すり鉢」(mortar)と「すりこぎ」(pestle)です。

 

こんにちは、日本語講師のKomaです。

梅雨(つゆ)の間、雨が続くと少し鬱陶(うっとう)しいですね。何だか気分が落ち込んだり、カラダの疲れが取れにくかったりすることはありませんか。

私も最近何となくカラダが重く、寝て起きてもスッキリしないときがあります。

 

そこで体調管理(たいちょうかんり)のためにも、今日はマクロビオティック料理で定番(ていばん)の「ごま塩」を作ってみました。

皆さまにもご紹介(しょうかい)したいと思います。

 

まず、海塩と黒ごまを別々に土鍋でいります。それから、いった黒ごまと塩をすり鉢で静かに擂ります。何かの儀式(ぎしき)のようですが(笑)。いりたての黒ごまの香りがゆったりと部屋にひろがって、幸せな気分になれます。

すり鉢のこすれる音を聞く、ごまの良い香りを嗅ぐなど、五感(ごかん)を使うことは本当に大事です。繊細(せんさい)な身体器官で感じながら食べ物を扱うことは、日々の暮らしが慌(あわ)ただしいときほど必要です。ゆったりと時を過ごすことを忘れそうになっている自分に気付きを得ることができます。

マクロビって大変そう!と思われるかもしれませんが、「ごま塩の儀式」もこんな風に豊かな時間を授(さずけ)けてくれます。「自分ができるときに、できることだけ」でも、私のゆるんだ生活(!)に喝を入れてくれるありがたい「生活の知恵」。マクロビオティックは料理に関することだけではないんですよ。


そして、先ほどのすり上がったごま塩はというと、ふんわり、さらっさらの出来上がり。
次回につづく)




マクロビオティックに興味(きょうみ)がある方は、
Komaの日本語レッスン
「マクロビの話をしませんか?」

をチェックしてみてください。
https://cafetalk.com/lessons/detail/?id=299401&lang=ja

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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