サムネイル

早朝夜中の練習方法

中村勇太

ヴァイオリンは音域が高いため、どうしても近隣の耳に障ってしまいがち。

チェロは音域が低いので意外や意外、近所、隣室に聞こえにくいです。

サイレントヴァイオリンや、胴がないミュートヴァイオリンもありますが、ヴァイオリンの音は、本体の振動と、弦そのものの振動なので、弦の音は聞こえます。

金属ミュートも振動の循環をとめるだけなので、弦の音は聞こえます。

松脂をつけてない弓で、弦の松脂も取りきっていれば全く静かに練習できますが、毛がすべってしまい、右手の練習には不向き。

そこでご紹介する秘技がこちら!!

ラップを軽く巻き、各弦に直角になるように紙テープをラップ上に貼ります。

ラップをそのまま弾くと摩擦熱でラップが切れて、音が出ます。

なので、紙テープの上を真っ直ぐボーイングしなければいけません。

ほんっとうに耳をすませると微かに音程がわかります。耳をすませば…なんちゃって。

失礼しました。

映画やテレビの当て弾きでは、弓に毛ではなく、ビニールを張ったりしますが、その応用。

<注意>

ニスが柔らかい楽器の方は絶対試さないでくださいね!

保存リストに追加済み

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

コメント (0)

ログインして、コメント投稿 ログイン »
Premium ribbon

出身国:

居住国:

教えるカテゴリ

講師の言語

日本語   ネイティブ

中村勇太講師の人気コラム

  • しわシワ皺

    ヴァイオリンは歳をとると皺ができます。(量産品でもいいニスを利用しているとできるようです) ニスは何度も塗り重ねられているので、それぞれのニスが湿度や温度で伸び縮みして皺になります。 これをニス...

    中村勇太

    中村勇太

    0
    9748
    2015年2月26日
  • 早朝夜中の練習方法

    ヴァイオリンは音域が高いため、どうしても近隣の耳に障ってしまいがち。 チェロは音域が低いので意外や意外、近所、隣室に聞こえにくいです。 サイレントヴァイオリンや、胴がないミュートヴァイオリンもあ...

    中村勇太

    中村勇太

    0
    9429
    2015年9月3日
  • 才能ってなんだろう?

    児童館の0歳時サークルや子ども園の子育て支援のコンサートでよく尋ねられます。 楽器に向き不向きはありますか?楽器の習い事(稽古事)はどう選ぶんですか?、何歳から始めますか?才能は関係ありますか? ...

    中村勇太

    中村勇太

    1
    9346
    2015年3月9日
  • 動画インタビュー公開頂きました(・ω・)

    動画インタビューを公開して頂きました。 キャンペーンなどでお忙しい中、こんなに綺麗にまとめて頂いて、プロの仕事に感動しております。 ぜひご覧くださいませ(^-^)

    中村勇太

    中村勇太

    0
    9182
    2015年6月30日
« 全講師コラム一覧へ戻る
お気軽にご質問ください!