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Cafetalk Tutor's Column

Abemomo 講師のコラム

【お金のコラム】日本じゃ死なない!困ったときのお助け制度たち

2015年9月6日

保険を検討される理由は、「万が一のことがあったら・・・」だと思いますが、いろいろなこと知らなければ知らないほど「万が一」が大きくも、深刻にもなります。

「万が一」の事態は起こる可能性があります。でも、そんな時助けてくれる制度を知っていたら、ちょっと気が楽ですね。一体どんな制度があるのか挙げてみました。

 

1.もしも病気になったら・・・

 

高額療養費制度制度があります。保険適用部分について、1か月あたりの上限金額以上に医療費がかかった場合は、払い戻しが受けられるという制度です。

国民健康保険の方の上限金額は、約9万円。健保組合の方は21,000円です。

保険適用外のものとしては食事代がありますが、1260円と決められているので、20日間入院したとしても16,000円ほどです。

現在は、ガンなどの重篤な病気でも2~3週間の入院ですから、だいたい10万円ちょっとで収まります。

 

2.もしも働けなくなったら・・・

 

病気などが原因で働けなくなり、貯金も援助してくれる身内もいない場合、生活保護があります。

支給される金額は、住んでいる地域・年齢・家族構成によって異なりますので、もし自分が・・・と思う方は、「生活保護」というサイトで、大体の金額を知ることができます。

 

3.もしも事故で障害が残ったら・・・

 

障害年金という制度があります。国民年金の方は障害基礎年金が、厚生年金の方は、それにプラスして障害厚生年金がもらえます。支給される金額は、基礎年金については障害の等級、厚生年金は保険料の払込期間によって決まります。詳しい金額は「年金機構」のHPなどで調べられます。

 

4.もしも死んじゃったら・・・

 

自分が家族を養う立場で、残されたパートナーやお子さんのことが心配な場合、遺族年金があります。国民年金の方は遺族基礎年金(ただし、子、または子のある配偶者)、厚生年金の方はそれにプラスして、遺族厚生年金がもらえます。基礎年金については子どもの数、厚生年金については亡くなられた方の収入に基づいて計算されます。こちらも「年金機構」のHPなどで調べられます。

 

 

いかがですか?日本はいろいろな制度がありますね。保険は「不足分を補てんする」ものです。加入を検討する場合は、これらのお助け制度をよく知ってから適正な金額の保険に入りましょう。           

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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