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Cafetalk Tutor's Column

Abemomo 講師のコラム

【お金のコラム】もう離婚!と思った時のお金の話

2015年9月12日

何らかの理由で離婚したい!と思った時、先立つものはお金です。一体どれくらいの費用がかかり、どんなお金がもらえ、その後の人生をどうやって過ごしていけばいいのでしょうか。

流れに沿って順番にお話ししていきます。

 

 

1.もらえるお金

 

特に専業主婦で夫の収入を頼っていた人は、「離婚したら生活できない」という思いが強いと思いますが、実はこれだけお金を得る方法があります。

 

 1)夫から

    婚姻費用分担請求(別居から離婚までの生活費を分担請求できる)

    慰謝料 DV、浮気など夫に問題があった場合)

    財産分与(結婚期間中に増えた財産の半分を請求できる)

    養育費(子供がいる場合)

    年金分割(専業主婦の場合、夫が払った保険料の一部を妻が払ったものとする)

 

 2)行政から

    生活保護(最低限の生活を保障してくれます)

    児童手当(中学卒業までの子供が対象)

    児童扶養手当(一人親対象の子供が対象)

    児童育成手当(18歳までも子供を養育するひとり親が対象)

    住宅手当(20歳未満の子供を養育し、家賃を払っている母子家庭)

    医療費助成制度(母子家庭の医療費の一部を助成します)

 

 

2.かかる費用

 

次に出ていくお金ですが、離婚時と離婚後に分けられます。

離婚時、話し合いでまとまればいいのですが、まとまらなかった場合、調停となり、離婚調停費用・弁護士費用がかかってきます。

離婚後の生活費としては、住居費が一番大きいと思います。おそらく今の住居から離れたいでしょうから、新しく住む場所の家賃相場、お子さんが学校に通っている場合は通学費用なども考えておきましょう。そして、お子さんが大学を卒業するまでの教育費も長期にわたる大きな費用です。

 

 

3.収入源の確保

 

以上を踏まえたうえで、充分な資産があるのであればいいのですが、たいていの場合、仕事をして収入を確保する必要があります。

子育てとの兼ね合いも考えて、保育園に預けて正社員で働くのか、派遣にするのか、自由度の高い在宅にするのか、など色々な可能性を検討してみましょう。

 

今回は概略を説明するにとどまりましたが、いざ行動に!という方はどれくらいの金額になるのか、ぜひ具体的な金額を調べてみてください。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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