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Cafetalk Tutor's Column

Keiko Y 講師のコラム

発酵食品、甘酒の楽しみ方

2020年11月27日

私はよく甘酒(甘酒の素)を自分で作っています。材料は米麹と炊飯器に残った余りご飯と水だけで、10時間ほど発酵させればできます。
(※酒粕を使って作る甘酒もありますが、ここでいう甘酒は米麹を使ったノンアルコールのものです)

甘酒の甘みは、米のでんぷんが糖化され、最もエネルギーになるブドウ糖の甘みです。米麹に含まれる酵素のアミラーゼが発酵の過程で米のでんぷんを分解してブドウ糖にしてくれているので、私たちの体内で行う必要がなく消化の負担が小さくなります。アミノ酸も含まれるので体の回復を助け、肌や髪への美容効果もありますね!

もともとは砂糖より体への負荷が少ないものはないかなと思い甘酒に注目し始めましたが、今ではすっかり甘酒が日常の食べ物のひとつになっています。

私の場合、そんな甘酒の楽しみ方は、

★豆乳や牛乳割り。ときどき季節のフルーツをプラスしてスムージーにしたり抹茶ラテにしたりもします
★ピーナッツやクルミ、胡麻などとフードプロセッサー(またはすり鉢で)で混ぜて、ピーナッツバターや胡麻ペーストのようにしてトーストにぬって食べる。
★料理のときに砂糖代わりに使う。
例えば、ちょっと甘い卵焼きが食べたいときに甘酒を入れるとほんのり甘くふっくらした卵焼きができます
味噌と混ぜて白和えの味付けに使ったり、甘辛の味付けに醤油と混ぜたりするときもあります
★塩や塩麹、お酢と一緒にピクルス液にしてもおいしいです。写真は赤い大根を使ったので全体にピンクになっていますが、味は砂糖よりまろやかに仕上がります。


他にもこんな楽しみ方があるよという方は、ぜひ教えてくださいね。

カロリーは低くありませんので摂りすぎはよくありませんが、日本の優れた発酵食品として良いところがいろいろありますので、適切に取り入れると体調の維持にも役立つのではないでしょうか。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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