明けましておめでとうございます。
本年が皆様にとって、より充実した物となりますように！

昨年から続くコロナパンデミックにより、私たちのライフスタイルは激変しました。
それに伴い、楽器のレッスンでは難しいと考えられていた「オンラインレッスン」が必要不可欠となり、
趣味で習っている方だけでなく、音大や大学院でも「オンラインレッスン」や「動画添削」が新たなレッスンの選択肢として活用されるようになりました。

私自身も、生徒としてオンラインレッスンを受けたり、講師としてオンラインレッスンをさせて頂く中で、
ヴァイオリンのレッスンにおける、オンラインレッスンのメリットとデメリットを実感と共に再認識した1年でした。

オンラインレッスンは場所を選びません。
現在、ウィーンに住む私も、日本やアメリカ、マレーシア等、世界各地に住む方々と画面を通して出会い、
一緒に音楽を楽しむ事が出来る。
今まで、「音楽のレッスンにオンラインレッスンは向かない」と頭ごなしに決めつけていた私にとって、
この発見はとても嬉しく、幸せな収穫でした。

（c）Günther Hohn


ヴァイオリンの上達の鍵、それは何と言っても練習です…！
もちろんレッスンは大切です。でも、レッスンとレッスンの間の日々の練習、それこそが次のレッスンの充実度を決め、ヴァイオリンの上達のスピードをも決めます。
そして、（これは過去の私にも言いたいですが…笑）適切な練習方法を考え、様々な視点から曲を眺めること、これこそが音楽をする楽しさで、この作業が楽しくなると、より一層上達する事でしょう◎


だからこそ、今年の講師としての抱負は、『練習の楽しさを実感してもらえるレッスン』を提供する事です！

オンラインレッスンは、より気軽にヴァイオリンや音楽を学ぶ事が出来るツールです。
そんなオンラインレッスンを通して、ただ曲を弾けるようにするだけでなく、ただ教本を進めるだけでなく、
どうやって練習したらいいか、どうやって曲と向き合ったらいいかを一緒に考え、
より音楽の楽しさを、ヴァイオリンを弾く楽しさを味わいましょう！


まだまだ講師としては新米ですが、オンラインならではのメリットを生かしたレッスンが出来るよう、
今年も試行錯誤を重ねていきたいと思いますので、本年もどうぞ宜しくお願い致します :)