「ウィルスは私たちに何もしていない。ただ存在してるだけ」
と、いうと、
「いやいやそんな事ないでしょ!」
と反発する声が聞こえてくる。
そして、その後に色々と理由が浮かんでくる
「旅行に行けなくなった」
「卒業式がなくなった」
「結婚式が延期になった」
「リモートワークになった」
○○のせいで
そういう言葉で頭の中が埋め尽くされる。
たしかにここ一年で私たちの生活は変わった。
マスクなんてほぼしなかった生活が、
毎日マスクをする生活に変わった。
「あれもこれも全てウィルスのせいだ!」
上手くいかない事をウィルスのせいにするのは簡単だ。
でもね、
ちょっと別の視点で考えて見てほしい。
「○○のせいで」と捉えてる人もいれば、
「○○のお陰様で」と捉えてる人もいる。
実際私はお陰様で、
仕事を辞め、
自分のやりたい仕事をさせて頂いている。
何年後か先に想定していたことが、
実現している。
もし色んな視点で今回のコロナウィルスを捉えることが出来れば、
私たちは起きた出来事に対して、
ただ反応していたんだと気づく事が出来るかもしれない。
主観的から客観的へ。
より広い意味合いでコロナウィルスについて捉えられる人が増えれば増えるほど、
コロナウィルスの役割が終了する。
何故なら、
起きる出来事に意味のない事は一つもないのだから。