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Cafetalk Tutor's Column

Masamy 講師のコラム

スピーチ的な日本人の英会話:)

2015年11月6日

Cafetalk講師のMasamyです。

今日のイングランドは雨模様。この国に来て1つ感心してるのが、快晴・曇り・雨・濃霧。。。と、どの日をとっても絵になるということ。100%個人的な感想だと思いますが。。。。(笑)

昔、ある英会話学校のCMで生徒さんがその学校を選んで良かったという感想を英語で言ってるのを見たことが何度かあります。また、英会話教室が開催するパーティーなどにも何度か顔を出した事があります。その時ふと気になる事がありました。

「なぜ、日本人の人は英語を話す時に【スピーチコンテスト】みたいな喋り方をするんだろう?」

という疑問です。

私の経験上、ある程度日常会話が出来る方に、このスピーチスタイルが見受けられる感じがします。この理由はもちろん1つではないと思いますが、「間違えないように。。。を意識した緊張」、「相手を待たせている(と思ってる)不安」、「自分の言いたい事のみに集中した結果」、後は、「話しながら理解してもらう」という会話的な流れより、「まず全て伝えてから理解してもらう」というスピーチ系の流れを意識してるから。。。かなと思ったりしています。

日本語の会話でもそうですが、自分の話をしっかり理解してもらいたい場合、途中途中に相手の理解を確認することが必要になりますよね?一方的に喋っただけでは、なかなか話の内容全体を理解してもらってるかどうかは微妙に分からない部分があります。やはりここでも「キャッチボール」メソッドを意識するようになります:)

自分の話したいトピックを話す時、途中相手に意見を求めてみたりするのもキャッチボールの大事な部分ではないかと思います。もちろん途中相手が新たなネタを話しだす可能性はあります。でもそれが「会話」であり、「コミュニケーション」の面白さだと思うので、また相手の話が終わったら、自分の話に戻すという【技】も身につけて行くと、少し違った英語の勉強にもなりそうですよね。

あと、これは私の個人的な経験からですが、喋る時にどうしても緊張してしまうという人は、比較的早口になってしまいます。早口になると、発音が疎かになってしまい、相手にも理解してもらう余裕を与えない感じの喋りになることがあります。私はもともと早口(らしい)です。でも、日本語でもそうなのですが、きちんと相手に理解してもらいたい内容を話す時は、スピードをゆっくりに変えます。英語でもそうしています。こうすると、緊張が和らぐというのももちろんあるのですが、話してる自分に意識が集中するという形になり、自分の話す言葉に「表情」(感情)が乗ります。そうすると、相手にとってはより理解しやすくなるのと同時に、言葉全体に抑揚(感情)が表れ、自然な喋り方に近づいていきます。

Easier said than done...(言うは易し、行うは難し)ですよね(笑)

私が生徒さんとよくするのが、ある物の良い所と悪い所、又は、好きな部分と苦手な部分を説明する。。というもの。これはもちろん英語表現の勉強にもなるし、物の説明という大事なコミュニケーション部分の強化にもなるし、また英語とは一見関係ないように見えますが、「自分の視野」を広げるという作業にもなります。これは、人と会話をする際、自分と同意見ではない人と会話をする可能性は誰にでもあるので、そういう時に「柔軟」に会話(あいづちをうったりする)を続ける技にもなるのではと思います。

例えば、ある人はコーヒーが身体に良いというけれど、また別の人は身体に悪いという。

両者の意見を英語で説明できますか?(この場合、どっちが正解とかいうものはありません。人の意見は十人十色なので:))

皆さん、頑張って下さいね!!

自分らしい英語を身につけたい方、どうぞ

気軽にレッスンを受けてみてくださいね!

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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