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Cafetalk Tutor's Column

Rina_ 講師のコラム

✿私の日本生活の恩師✿

2021年3月10日 | 4 コメント




こんにちは!皆さん、韓国語と日本語の講師 Rinaと申します。

ある恩師のおかげで今の私があるといえる日本生活での出来事を、皆さんと共有させていただきたいと思います。ごゆっくりご覧ください。

私は高校卒業後、日本の名古屋に留学に行きました。
家族と離れることに不安もありましたが、
日本語が学べる!話せるようになる!とワクワクしながら飛行機に乗ったことは、 未だに覚えています。

日本語は簡単な挨拶しか知らなかったので、大学進学前に、1年半専門学校で日本語を学びました。私が住んでいた専門学校の寮には韓国人が全くいなく、
周りは同じ専門学校に通っている日本人か、私のような日本語を学んでいる外国人ばかりでした。韓国人がいなかったからこそ、日常生活で日本語を使う場面が多く、日本語の実力が伸びたかもしれません。

また、その寮には給食がなく、自炊をしないといけなかったのです。
料理を一度もしたことがない私にとっては、とても大変なことでした。新しい環境に慣れるまで、試行錯誤もたくさんありましたが、振りかえってみると、
母の助けなく、一人で何かができる経験を味わい始めた貴重なきっかけでしたね。

一年半後、ようやく大学に進学をしました。色んな夢を抱えて始めた大学生活は思いどおりにはいきませんでした。日本人の仲間に入ることがなかなか難しかったり、新しい環境に慣れないといけない壁にぶつかったりして、一人ぼっちのような気分になってしまいました。寂しさはますます募り、大学生活に興味を持てず、授業をさぼることも多かったです。落ち込んだ生活を続けていた私は、「ここは私に向いていない」と思い、日本生活を中断するつもりで、韓国大学への編入を調べ始めました。

さて、その後はどうなったでしょうか

私が大学で一番好きな授業は美術の時間でした。
テーマに沿って色んな記法で作品を表現することがとても魅力的で、美術時間は夢中になりました。美術を教えて下さった教授は、私のことをとても可愛がってくださり、
心から私のことを支えてくださった私の恩師です。

先生は私が孤独で寂しい思いをしていることに初めて気付いてくださった方で、常に温かい手を差しのべてくれました。おかげでいつの間にか、私も自分の悩みを素直に先生に相談するようになりました。韓国に帰国しようとする思いを伝えたら、『〇〇さん、今ここで諦めないで!』『あなたは私の娘みたい、相談が必要な時はいつでも来てね!』など、まるでお父さんのようにいつも相談にのってくれました。先生と相談後は、何度も自分の人生について考え直し、自分と戦う日々でした。
そして、ようやく『やはりここで諦めるのは、自分が許せない!』『もっとぶつかってみよう!』と決断することができました。その後、大学生活にも変化が見られ、仲間にも自分から心を開いて歩み寄って韓国について話を広げたり、授業もさぼらずに真面目に参加できるようになりました。先生のアドバイスや心の支えのおかげで私は無事に卒業することができ、お友達と袴を着て卒業証書をもらった日は今でも忘れられません。

スムーズではない大学生活でしたが、辛かった思いと悩み続けた日々は、決して無駄ではありませんでした。自分自身をより強くして、自ら自分の人生を計画していく貴重な力になりました。私は大学で幼児教育を専攻したため、卒業後、日本の幼稚園で3年間勤務をしておりました。これまで身に付けた諦めないことや、壁を乗り越えた時の達成感を味わったことを胸に大事にしながら日本社会生活に飛び出し、最善を尽くした3年間でした。卒業後も先生とはたびたび連絡を取り合い、引き続き、私のことを応援してくださいました。

9年間の日本生活を終え、韓国に帰国しました。帰国後も日本企業に携わり、日本人の仲間たちと仕事を続けることができました。先生との縁は帰国後も続き、手紙とメールなどを通して、連絡を取り合いました。

 

みなさんはこれまでどんな人生を歩んできましたか?

人生って本当に不思議ですよね。もし、私が恩師に出会わなかったとしたら、今の自分はなかったかもしれません。人生での出会いは、お金にも変えられない宝石のような存在です。現在、コロナウイルスで日本に訪問することがとても厳しくなっていますが、状況が良くなれば、ぜひ先生を尋ねたいと思っています。

皆さんもそれぞれ色んな思いを抱えて毎日過ごしていると思いますが、
今を大事にして生きていきましょう♥

日本語を学べたことは私の財産です。語学を学ぶ難しさもよくわかります。
焦らずに言語勉強も一緒に頑張りましょう

長い話を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

また、レッスンを通して、みなさんとも色んな話ができることを楽しみにしていますね!

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