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Cafetalk Tutor's Column

June_ 講師のコラム

Think English, Speak English

2021年4月25日

こんにちは!英語講師のJune_です(^^)
今日も最近読んだ洋書をご紹介したいと思います。
これまで紹介してきた作品はフィクションが多いですが、今回は珍しくノンフィクションの作品を紹介してみたいと思います。
 
ご紹介するのはJulian Northbrook先生の“Think English, Speak English"という本です。
この本では言語学者であり英語習得の専門家である著者が、英語を話せるようになるために必要な考え方や知識などについて、認知科学的な視点にも触れながら説明されています。
日本で英語学習でよく言われる「英語脳」の考え方にも少し似ています。
日本語を学んだ著者の経験から、日本人英語学習者がよくしてしまう英語の間違い(例えば「猫の手も借りたい」を“I want to borrow a cat’s hand”のように直訳してしまうなど)や、日本語と英語の比較なども出てきて面白いです。
文章もわかりやすい英文で書かれており、長さも比較的短いのですぐに読めておすすめです。
 
特に本の最後に書いてあった言葉“In my opinion, the best way to measure a teacher's ability to help you is not by the qualifications they can list, but rather by the number of hours they've spent struggling in a second language themselves.” 「講師の教える能力を見るには、資格の数よりもその人が第二言語を勉強するのに費やした時間を見るのが一番良い」という言葉にとても感動し、共感しました。
ちなみに“struggle“は「もがく、あがく」という意味です。
(本の最後に著者のバックグラウンドにまつわる“Random facts“「豆知識」も書かれていてこれも面白いです笑)
これからも学習者の1人として、英語の勉強を頑張って行きたいと思います

  
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レッスン名: ベストセラー洋書レッスン
料金: 2500 ポイント
時間(分): 50
体験レッスンを行う場合の時間(分): 20
レッスンのURL: http://cafetalk.com/lessons/detail/?id=300156
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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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