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Cafetalk Tutor's Column

ARI T. 講師のコラム

「イタリア語ペラペラ」までの道のり⓵:一番難しいことは何か?

2021年6月30日

皆さんは何だと思いますか? 活用? 女性/男性/単数/複数の一致? 接続法? 条件法? 前置詞+定冠詞?

ブッブー。
残念、不正解。

一番難しいのは続けることです。
イタリア語は難しいのではありません。
日本語とシステムが違うから理解するのに時間がかかるだけ、
覚えることがたくさんあるだけ、
時制がいっぱいあって複雑なだけです。

一つ一つの約束事(文法)が理解できるなら、それは「難しい」とは言わないと思いません?
だって理解できるのだから、難しいとは言えませんよね?
それを覚えていられるか、使えるようになるか、はご自身の努力次第ですが。

中級レベルの頃に先生に言われました
Non dite che l'italiano è difficile, perché non lo è !!
L'italiano non è difficile, è SOLO complicato !!
と。
「難しい、難しい」という我々に辟易してたのでしょうね〜、、、
でも、ごもっともです。
だって、イタリア人は全員話せるんですから、それを考えたらそんなに難しいってことはないですよね。
以来、私は語学に関して「難しい」という形容詞は使っていません。
(本当、何十年も!偉いぞ私!)
「難しい」と口にすると脳がそう信じてブレーキがかかってしまいますしね♫



でも続けるのは本当に難しい!
本当に難しい!
二回書いちゃいました(汗
何度も勉強を投げ出した私が言うのですから間違いありません。

続けることが最大の難関です。
いや、本当に。

正しい勉強方法を続けていれば必ず話せるようになります。
必ず、です。
正確に言うと自分にあった正しい勉強法(と、努力)を続けていれば、です


イタリア語を学習する義務を負っている日本人はそう多くはないのでは?と思います。
趣味で始める方がほとんどでしょう。
かくいう私もスタートはそうでした。
そうするとモチベーションを保ち続けることができずに挫折してしまう人が多いのが現実。
旅行会話ができれば十分だから、とそれ以上進まない人ももちろんいます。
(直接法現在、近過去、半過去形ができれば旅行には十分です♫)
私自身「旅行で困らなければ」と、最初からゴールを限定して勉強してる外国語があります。

要は、ほとんどの人が道半ばで勉強を辞めてしまう。
だから「ペラペラ」までに至らない。
それだけです。
外国語を母国語のちょい手前のレベルまでもっていくことは可能なはずです。
どこまで時間と労力をかけるか、だけの問題です。

一旦は諦めてもいい、辞めてもいい、休んでもいい。
でも自分に合った正しい方法で勉強を見つけ、それを続けていけば、
いつか必ずペラペラになれますよ♫

 

 

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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