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Cafetalk Tutor's Column

Noritalia 講師のコラム

実用イタリア語検定3級・2級・1級。級別の勉強方法について

2021年11月7日


みなさん、こんにちは!日本語・イタリア語講師のNORITALIAです!


先日のランキングで、とうとうリピートランキング2位に下がってしまいましたが、全てのランキングで5位以内に入らせていただきました。 ありがとうございます〜。


さて、今日は10月に1カ月間限定として提供した「実用イタリア語検定2021振り返りレッスン」について気が付いたことをこちらでご報告させていただきたいと思います!


1カ月の間にたくさんのリクエストをいただきまして、まずはお礼を申し上げます。
ありがとうございました!


リクエストしてくださった生徒さまは、3級・2級・1級の受験生の方々で、イタリア語熱がホカホカと感じられる皆さまでした♪ 私もこういうホカホカ感は大好きなので、本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。


さてさて。


受講してくださったみなさんの、一言目はこれでした。


「時間が足りなかったです!!!くやしいです!!」


これはどうしても起きてしまう問題。時間終了となり、無下に運ばれていく回答用紙を泣きながら見送った方も多かったのではないでしょうか・・・。


なぜこういうことが起きるのか?リスニング試験中に筆記試験はできないので、筆記試験の時間は限られています。その時間内に「問題を解き、読解を読んで解き、作文を書いて、見直しをする」まで出来るようになるには、どうすればいいのでしょうか?



レッスンでは、どのように時間配分をするか。そういうことをお話しさせていただきました。



生徒さんのレベル別の感想をお聞きした感じでは、



3級の方では、「知らない単語があって解けなかった」「代名詞を置く場所がわからなかった」「複合時制がわからなかった」「複合代名詞がわからなかった」あたりでしょうか。


複合代名詞は3級問題にしっかり出てきます。また、代名詞の場所は、肯定文、命令文、否定の命令文によって変わってきますね。4級と3級の間には、結構な隔たりがありますね。3級受験の方にとっても、日頃から読解トレーニングを行うことは必要になってきますよ!



2級の方は、「CHEとDI CUIの違いがいまいちよく分からない」「知らない単語があって分からなかった」「え、ここ接続法を使うんですか?」などでした。


2級の方も、1級と同じレベルの文法力をつけておかないといけないですよ〜。とお話ししました。2級と1級の差はなんでしょうか。文法レベルはほぼ同じですので、違いはやはり色んなジャンルの読解を通じて、幅広い語彙力が求められるのが1級かなと思います。


2級では接続詞に関する問題がバンバン出ますので、どういうケースで接続法が必要になるのか、今一度おさらいすることが大事ですね。3級でもちょこっと出ますが、前置詞を伴う関係代名詞も理解しておくことが大切です。



1級の方は、問題自体が難しくなり、読解と作文、そこまで走り切らないと合格できません。「じっくり読めばわかるんです〜」では合格できないので、早く文法解析をしてサッサと進むことが最重要です!



また、接続法の使い方をさらに深めることも大事ですね。



さて。合格発表は明後日ですね。みなさんの合格をお祈りしております。生徒さまの報告もお待ちしておりますね!



それぞれの級別のコラムを書いておりますので、もしよろしければお読みください♪


【2021年秋季・1級】イタリア語検定問題解いてみました♪

【2021年秋季・2級】イタリア語検定問題解いてみました♪

【2021年秋季・準2級】イタリア語検定問題解いてみました♪

【2021年秋季・3級】イタリア語検定問題解いてみました♪

【2021年秋季・4級】イタリア語検定問題解いてみました♪

【2021年秋季・5級】イタリア語検定問題解いてみました♪


プロフィールをご覧ください♪

イタリア在住20年、実用イタリア語検定1級を取得し、日本人では数少ないイタリア政府認定の語学試験CILS最上級C2に一発合格した現役通訳・翻訳者が、自然なイタリア語表現、文法、発音についてご説明します。


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ここまでお読みくださりありがとうございました (^_^)


NORIITALIA

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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