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私の良い癖ー語学について

今週のテーマ: あなたの良い癖は何ですか?

Rio.Y

こんにちは。語学講師のRioです。
今週のテーマ、「あなたの良い癖は何ですか?」なかなか難しそうなテーマです。
せっかくなので語学について書きたいと思います。

私はもともとすごく外向的でもなければ、おしゃべりでもありません。
巷にある「外国語を話せる人」のイメージからは遠いことでしょう。
それでも、私の中に良い癖があったことが言語習得に繋がったのかなとも思います。

それは聞こえた中で分からない言葉を逃さずに覚えておく・後で調べる、という癖です。
どういうことか想像しにくいかもしれません。
以下で少し体験を交えながら説明してみます。

まず前提として、日本での語学教育はインプットが主になっていることが多いでしょう。
私も大学までは単語をたくさん書かれたものを暗記する、ということもよくしていました。
しかし、今考えると、それで全てすんなり覚えられたかというとそうではありません。
動詞の活用などは単純に覚えるしかないとしても、例えば野菜の名前などは実際にお店に行って目にしたものを指して相手に伝える、というように体験的に覚えることの方が適しているように感じます。

私は語学の半分はネイティブスピーカー(またはその言語の上級者)の言っていること・使い方を真似するということだと感じています。もう半分は、従来の日本型教育と言ってよいのでしょうか、文法をしっかり入れることも大切だと思います。インプットとアウトプットの両方が大事だと考えています。

以上は現在の私の考えですが、会話をする中でやはりどうしてもわからない言葉が出てきます。
たくさんインプットして、文法をきっちり覚えている中でもです。
しかし、そこで机に向かって勉強した力が活かせます。
なぜなら、ただ読み書きを覚えたというわけではないからです。私はもともと声に出して読むことが好きなのもありましたが、音読もよくしていました。
自分で発音できなければ聞くこともできないです。どういう綴りがどういう発音か分かっていることが助けになります。(音読・声に出して発音すること大事!)

そしてここからが本題です。どんな綴りがどういう発音か分かるということは、またその逆も分かるようになります。つまり、発音を聞いてどんな綴りか分かるということです。
きちんと自分で勉強しておくことで、書いてあるものを読める・そこから語彙を増やすことにつながります。
それだけでなく、一人でもよくネイティブの発音を聞いておくことも大事
そうすると、そこから綴りと音が結び付けられるようになる。ということです(*^-^*)


長くなりましたが、これが私の語彙を増やしてきた方法です。
聞こえた中で分からない言葉を逃さずに覚えておく・後で調べると書きましたが、
その基礎にはまず「音読」「自分で発音してみること」があります。
(音声CD付の教材なども正しい発音を知る助けになりますね!)
このコラムを書いてみて改めて語学における「声に出してみること」の必要性を感じました。
(やっぱりある種の「しつこさ」・「粘り強さ」が成功のカギかもしれないと思います。このことはまた今度書きたいです。)

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

コメント (2)

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  • Rio.Y

    コメントいただきありがとうございます。気づきにつながったとのこと嬉しく思います。読んでいただきありがとうございました!

  • kazuetabuchi

    このコラムを読んで、毎日に少しずつ語学の習慣(音読)を入れていこうと思いました。ありがとうございます。

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