続々々【閲覧注意】語学学習の不都合な真実:母国語のレベルを超えることはないのだよ

ARI T.

どうも、ペラペラ応援団団長のAri T.です!
過激な発言が続くペラペラを目指している方向け【閲覧注意】シリーズ第4弾。
生徒さんに話すと「え〜!?」と驚かれてこちらが「え!?」と驚く会話って結構あるのですが、これもその一つ。

ここで声を大にして言いますが、
あなたが学んでいる外国語が
母国語のレベルを超えることはありません
絶対にありません
いや、もちろんね、幼少期〜10代で移住して、
そのまま母国語をほとんど使わずにずーっと移住先で暮らしたら
当然いつか同じレベルかそれ以上になる日が来ると思います。
けれど、母国語を日常的に使いながらの外国語学習で、
母国語のレベルを超えることはありません絶対に

でもってですね、
学習中の方はお気づきかもしれませんし、
そうでない場合はここで改めて確認していただきたいのですが、
ロマンス諸語(いわゆるラテン系言語)は規則が多くて論理的な言語なのです。
日本語と異なる点をざっくり挙げると
・時制が異常に(!)多い
・名詞に男性形女性形があり単数複数を明確にする
・名詞に合わせて形容詞も性別・単数複数で変化する
・主語の性別・単数複数に合わせて過去分詞も語尾変化するケースが多々ある
・定冠詞と不定冠詞があり性別・単数複数で変化する
・目的語必要な動詞を使う場合は必ず目的語を置く(当たり前ですねw)
・2度目登場以降、目的語は直接・間接代名詞にする
今日はこのくらいにしておきますww

上記の項目を見ていただければお分かりいただけると思いますが、
いつごろ誰がどこで誰と何をどうしたのか
ということをしっかり言う必要があります。
というか、自ずと言うことになるのです。
日本語だと
「友達と出かけた」
と言うところを、ロマンス諸語の場合はこの友達が一人の女友達なのか男友達なのか、複数の女友達なのかそこに男友達も混ざっているのかを最初から明確に言うことになります。

「朝、りんご食べた
日本語ですとこの場合、暗黙的に主語は話者ですが、
ロマンス諸語の場合は動詞の語尾変化で主語を明確に示します。
食べたという動詞の目的語であるりんごを一つ丸ごと食べたのか、半分食べたのか、少し食べたのかなども明確にする必要があります、というか文法の規則上、それが自ずと明確になります。
りんごを?」
「うん食べた
と言う会話が続いたと仮定しましょう。
「うん、食べた」という風に、日本語では目的語を必要としませんね。
どう考えてもりんごの話です。
分かります。
だけど、ロマンス諸語の場合にはりんごという目的語が必ず必要です。
だけど同じ言葉を何度も繰り返すのを嫌うので代名詞を使います。
これまた目的語の性・数で変化するのでちゃんと理解している必要があります。

こういう違いを知り理解することが外国語学習では不可避です。
その上で、
母国語で論理的に自分の意思を説明できるかどうか、が非常に重要なポイントになります。
論理的な言語を学習するなら、まずは母国語で論理的に文章を組み立てられる必要があります。
もしも今「自信ない、、、」と思ったら練習しましょう。
母国語ですから、それほど難しいことではないはずです。
その上で論理的な外国語を論理的に組み立てていく練習が必要です。
「母国語では論理的に物事を説明できないけど
 外国語でなら出来る」
なんてあり得ませんよね?

外国語のセンスがあるとかないとか言う人が多くいますが、
これってナンセンスだと私はズーーーっと思っています。
「外国語が話せるようになるかどうか」は、
「正しい方法で努力をするかどうか」の問題だというのが私の考え。

だけど、もしもセンスというものがあるとしたら、
それは外国語のセンスではなく母国語のセンスです。
言語を操るセンス、とでも申しましょうか。

さて、あなたのぼこくごはおレベルはどうですか?
誰かの話を聴いて、すぐに理解することができるでしょうか?
母国語で論理的に自分の考えを滔々と述べることができるでしょうか?
少なくとも、明確に自分の考えを伝えることができるでしょうか?
これが外国語学習のベースとなります。
さて、どうかな?

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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