いつもの生活に世界のスパイスを。

Cafetalk Tutor's Column

Takayuki Charette 講師のコラム

【保存版#02-2】それでもTOEICを受けますか? (3話完結決意)

今週のテーマ: 世界には、さまざまなお茶の入れ方があります。あなたは普段、どのように飲んでいますか?

2022年5月23日 | 2 コメント

(※フランスとTOEICには直接的な関係はありませんが、第三話でオチます。)

 

日英バイリンガル講師のスティーブン 孝之 シャレットです。
私は、珈琲派ですが、お茶であればアールグレイを好みます。本場のイギリスでは、あまりしないそうですが、ミルクを入れて飲むのが好きです。
 

Anyways,
今日は、前回の第一話「
ネイティブがT0EIC受けたらどうなる?」の続きをお話しようと思います。
 

当然ですが、カフェトークには「英語を学びたい」という方が、たくさんいらっしゃると思います。そして、この言い方は、非常に広く、漠然とした表現であるということにお気づきでしょうか。


日本語を母国語とする皆さんも、実は無意識にある属性を帯びています。
例えば、興味のある分野の語彙は、そうでない分野の語彙よりも多いはずです。専門分野を持っている方は、他の方より、その専門用語に精通しているはずです。いわゆる業界用語という限られた範囲で用いられる用語も、その業界にいる人でない限り、ほとんどの人は聞いたこともないでしょう。また、日本語のスラングも、どのような環境や文化に身を置いているかによって違ってきます。

つまり、皆さんが無意識に母語としている「日本語」ですら、偏りがあって当然なのです。そして、全範囲の日本語を知っていなければ、日本で生活ができない、また日本語のネイティブとは言えない!という訳でもありませんよね。


これを、ぜひ、英語に置き換えてみて下さい。

   海外旅行中、又は日本に来た外国の方と英語でちょっとしたコミュニケーションを取るための英語力

   海外で日常生活を営む上で必要な英語力

   英語話者と共通の趣味を楽しみ、共有する為の英語力

   専門分野の論文を英語で書き、学会で発表する為の英語力

   海外を相手に、もしくは英語を使ってビジネスをする為の英語力

・・・まだまだありますが、例はこの辺りで。

 

果たして、全ての方が、これら全てをマスターする必要はあるでしょうか。

 

答えは、言わずもがな。
そしてもちろん、英語のネイティブも同じように偏りがあります。

 

私が、今日お伝えしたいことは・・・
英語を学びたいという漠然とした気持ちを持つことはとても大事なことですが、そこからもう一歩踏み込んで、どの様な英語を習得したいかを明確にしてみましょう。それによって、最適な学習方法が変わってくるはずです。
私もそうですが、講師の方がたくさんのレッスンプランを提示されているのは、このような理由に依るものだと理解しています。

 

では、最後に、念の為の確認です。TOEICの教材を使用する、また対策をすることで、得られる英語力は何番でしょうか。

 

答えは⑤のビジネス英語です。

「それでもTOEICを受けますか?」という問いは、あなたがビジネス英語を習得したいですか?という確認でもあります。

 

 最終話の第三話では、
「ん〜独学でも十分高得点を目指せそうだけど・・・」と思われた方に
わざわざTOEIC対策をレッスン内でする価値とそこに隠されたメリット!
をテーマにお送りしたいと思います。

 

最終話までぜひお付き合い下さい。

 

 
 

日英バイリンガル講師
スティーブン 孝之 シャレット

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

お気軽にご質問ください!