だけど、めちゃめちゃ勉強しました! 好きじゃなくても(T0T)

ARI T.

どうも!イタリア語ペラペラ応援団団長のARI T.です!
みなさん、
効率×時間成果です。

効率の値が「0」に近いと、いくら時間をかけても徒労に終わるかも!? きゃー!!

「どうやったらペラペラになれますか?」とこの数十年何度も訊かれましたが、
答えはシンプル。
勉強するんです、ただそれだけ。
本当、それだけです。
どれだけ勉強したか?が成果として現れますからね。

私はイタリア語をめちゃめちゃ勉強しました。
勉強は好きじゃないけど、それでもめちゃめちゃ勉強しました。
だって、勉強しなければ話せるようになりません。
逆に、正しい方法で勉強を続ければ、必ずいつか話せるようになります。
語学なんてそんなものです。
だから勉強しました。

そこで重要なのが冒頭の公式です。
前回のコラムに書いた通り、
私は「効率」の値を上げて「時間」の値を小さくする方法を模索するのが大好き!
同じ結果を得るために、圧倒的に「効率」の値を高くしたい人です。

勉強すること自体が楽しいならば、「時間」の値を上げて、人生を通して長いことイタリア語の学習を楽しむのもアリだと思います。

勉強が好きじゃない私のようなタイプの方は、断然「効率」を上げることをお勧めします。
具体的な勉強方法はレッスンを取ってくださる生徒さんたちにお話ししていることなので、
公平性を保つためにこちらには書きませんが、
まあ私が効率を上げた手段は、、、
はい、もうお分かりですね?
そう、「音」に意識を向けることでした。
もちろん、それだけで全てが解決するわけではありませんよ!
地道な勉強なくして「音」だけで話せるようにはなりません。
が、おそらく、なぜか、日本人学習者に最も欠けているのがの「音への意識」ではないかと思います。
効率悪くて気の毒です(T=T)

音を意識すると効率が上がります。
これは間違いない。

その上で正しい学習方法を続ければ、自分の求める成果に到達するまでの時間は短縮できるはずなんです。
伸び悩んでいる人は、今まで自分が苦手で避けてきたことに目を向けると良いですよ♪


私が苦手で避けていたのは「ちゃんと勉強すること」でした(^^;
ですから最終手段として自分を追い込むために語学留学することを選び、
それまで避けてきた「ちゃんと勉強する」しかない状況を自ら作ったんです。
イタリア到着後すぐに後悔しましたが、もう仕方ない、退路は断たれていたのです。
自分で断ったんですけどねw

私がフィレンツェの語学学校に通ったのは6ヶ月間です。
終了後すぐに帰国しました。
おそらく、プロの現役イタリア語通訳者の中でイタリア生活最短です。
その代わり、鬼のように勉強をしました。
朝起きてから眠るまでの時間を全て勉強に費やしました。
学校の先生に「それ以上勉強するな、少しは遊べ!」と、生まれて初めて言われましたww

午前中学校に行き、帰りは外国人のクラスメイトとお昼を食べて、
家に戻ったら夕飯までずーーーっと復習。
レッスン中に耳にした知らない単語をノートにメモしておき、片っ端から辞書で調べ、
辞書記載の例文を熟読し、その中に登場した知らない単語をまた調べ、、、
と、何本もペンを辞書に挟みながら徹底的に単語の意味を理解しようと努めます。
(性格的にそうしていたのですが、振り返ってみると凄く重要なことだとわかります)
復習しているともう夜ご飯の時間。
キッチンでお湯を沸かす間に単語帳をめくり、
食事はささっと済ませ、部屋に戻って復習の続きと、間に合えば予習。
流石にくたびれてシャワーを浴び、
ベッドに入ってからはテレビで、何を言っているのか全くわからないニュース番組を寝落ちするまで見る。

こんな生活を続け、辞書がついに崩壊。
セロテープで補強しまくりましたw

もう一つずーっと避けていたのが「読む」こと。
いまでも好きじゃありません。
だけど最上級クラスを修了したらもう通うクラスがなくなってしまい、
ついに「読む」学習を始めました、、、、(T0T)
いやでした、ものすごく。
苦痛でした、ものすごく。
でも、他に方法がないのですから仕方ありません、やりましたよ。
もちろんここでも「いかに楽して読むか」を考えましたww
一生使える読解方法を伝授するレッスンがあるのはこのおかげです!ww
ちなみに、今での仕事に必要な時しか読みません!

結局、どんな方法でどれだけ勉強したか、です。
どこに住んで何をしていようと、勉強しなければ話せない。
逆に、勉強すれば話せるようになります。


レッスンを受けていることが楽しかった日本での2年半、全く復習もせず、あまり伸びませんでした。
それでも旅行で(自分が)困らないレベルにはなりました♪
徹底的に復習したフィレンツェでの6ヶ月の最終月には「なんでCILSの4(現在のC2)受けないの?」と先生に言われる程になりました。


話せるようになりたいなら、
話せるようになるための勉強をしましょう♪
いままで苦手で避けてきた勉強方法にトライしてみましょう♪
いままで意識していなかったことを意識しましょう♪
シンプルでしょ?


This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

Comments (0)

Login to Comment Log in »
Premium ribbon

from:

in:

Lesson Categories

Language Fluency

Japanese   Native
Italian   Fluent
English   Proficient
French   Daily conversation
Spanish   Just a few words

ARI T.'s Most Popular Columns

  • Italian

    アップし終わったばかりなのに、、、

    なんと今週のコラムのテーマが「語学学習にお勧めな映画やドラマ」ですと!いや〜ん。せっかくなので私が考える「イタリア語学習にお勧めな映画やドラマ一般」とは!?について書いちゃいます。いまのところ唯一お...

    ARI T.

    ARI T.

    2
    10560
    Aug 30, 2021
  • Italian

    多くの講師を試してみよう♪複数の講師のレッスンを平行して取ろう♪

    当たり前のことを言います。当たり前過ぎることを言います。多くの講師を試してみましょう♪そして、気に入った講師が複数いたら、平行してレッスンを取りましょう♪それから本命を決めれば良いのです。その昔、オ...

    ARI T.

    ARI T.

    0
    8551
    Aug 18, 2021
  • Italian

    私の(語学学習における)モットーとは;とにかく発音!

    みなさんこんにちは〜♫早速ですが今週のテーマ「私のモットー」について。人生のモットーを一つ選ぶのはあまりに困難なのですが、語学学習においてのモットーはあります。それは「「まずは発音、とにかく発音」で...

    ARI T.

    ARI T.

    0
    8125
    May 25, 2021
  • Italian

    予習より復習。絶対に復習。なんたって復習。

    こんばんは、発音絶対主義者であると同時に復習絶対主義者でもあるイタリア語講師Ari T.です。いえね、どうしても次回の授業内容を下調べして行きたい!! とおっしゃるのなら、まあ止めはしませんよ。  ...

    ARI T.

    ARI T.

    0
    7979
    Aug 21, 2021
« Back to List of Tutor's Column

Got a question? Click to Chat