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Cafetalk Tutor's Column

Keisuke.H 講師のコラム

僕は大学7年生! 5年生

2022年6月27日

僕は大学7年生! 3年生 光差す日
僕は大学7年生! 4年生 頑張れ浦島太郎

物語は大学7年間の後半に入るが、当時はまだ卒業の二文字は見えなかった。
鐵道研究会の夏合宿で埼玉県大宮駅から北海道稚内駅まで普通電車を乗り継いだり、
オタク仲間とカラオケや秋葉原に遊びに行ったりしていた。

5年前期。

1年生後期で履修する科目のうち、必修科目の微分積分学と基礎物理学を落としたため、
科目担当の教授の講義室や数学の相談室に聞きに行った。
教授は溜め息をつきながらアドバイスをくれた。
どうやら私は基礎がわかっていないようだった。
高校から数学と物理が苦手だったので、付け焼き刃で大学の内容を理解できるわけがなかった。
「夜に行われる補修講義を受けなさい」

補修講義は高校内容の復習で大学1年生が多かったが、気にしていられなかった。
平日18:00~19:30、50人くらいが入る教室で数学と物理の補修講義を受けた。
もちろん、午前午後の講義の後で。
疲れるものの講義は苦ではなかった。
高校内容を復習して理解できたからだ。
これがなければ何回も必修科目を落としていたかもしれない。
そのくらい私にはためになった。
最終日に数学の補習講義の担当講師と話した。
私の状況を話したら共感してメチャメチャ応援された。
言葉だけでなく背中を押された。

今回で前期は3年目で通常3年生の科目を勉強した。
補修講義でブランクを乗り越え浦島太郎は大きく成長した。

5年後期。

1・2年生の学生実験の再履修。
レポートが進まず焦るのだが書き方も調べ方もわからない。
実験自体は1年前に出席してノートに記録があったため参加しなくてよかったが、
逆に記憶が薄れて曖昧になっていった。
実験レポートが進まないので、5年後期は講義を受けて単位を取ることに専念した。
有機化学や無機化学の講義ノートを必死に復習してテストに挑み単位を取得した。

大学に入り浸りだけだと疲れるので、ゲーセンに頻繁に遊びにいった。
ゲーム仲間にも恵まれた。そこでの出会いもまた大きな財産になった。
ようやく浦島太郎に居場所ができた。

6年生も頑張れそうだ。

僕は大学7年生! 6年生に進む。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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