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Cafetalk Tutor's Column

Sao.K 講師のコラム

bad(悪い)がbud(つぼみ)に?日本人が意外と間違える「a」の発音

2022年8月18日

こんにちはSaoです。
 
英語で日本人が意外と間違えて発音したり聞き分けしにくいのが、”a”の音です。
 
例えば
badとbud
fanとfun
bankとbunk
ranとrun
madとmud
mapとmop
など、単語で見ると違いが分かるのですが、実際に発音すると、ネイティブには後者の単語で聞こえたりしています。
 
なのでIt's bad!って言っているつもりなのに、ネイティブにはIt's bud!(つぼみ)と聞こえたりしている事も。
 
これは、aがうまく発音できていないのが原因です。
 
このaは、フォニックスでは基本的なaの発音で、発音記号ではæとなっています。
口を「え」の形に開き、口角を少し上げ、「あ」と「え」を同時に言うイメージで音を出します。
そうすると、カタカナのアップルのアと、違う音になっていますよね。
 
それが英語の本来のaの発音になります。
日本語の「ア」は、英語の発音でいうと、uの音に近いです。
 
なので銀行もBankと言う際に「バンク」だと、ネイティブには恐らくbunk(寝台)と聞こえている可能性があります。
bankはどちらかと言うと「バンク」より「ベーンク」に近いです(無理矢理日本語発音で書くと)
 
I'm mad(頭に来てる・怒ってる)と言いたいのに、カタカナ英語発音になると、mud(泥)に聞こえるかもしれません。
 
Aの発音は英語を話すうえで結構重要です。
 
aの基本的な音、発音方法をお伝えしましたが、
実はaは組み合わせによってはこの音ではなくなる場合もあります。
 
奥の深いaですが、発音方法を少し意識するだけでネイティブに通じやすくなります☆

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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