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Cafetalk Tutor's Column

Sao.K 講師のコラム

【ネイティブとの会話で困らない!】CanとCan’t の聞き分け方・使い分け方

2022年8月27日

こんにちはSaoです。
 
突然ですが、映画を観たりネイティブの会話を聞いていたりして、canとcan'tの違いがよく分からない!なんてこと、時々ありませんか。
 
文字や単体で聞くと、しっかりとcanとcan'tは聞き取れるのですが、会話になると、なぜかcan'tのtはあまり発音されなくなってしまうんですよね…
そうなると、会話を聞くとcanとcan'tはほとんど似た様に聞こえてしまうので、聞き間違えると真逆の意味で解釈してしまう…!なんて事も…。
自分が話す時もそうですが、canで伝えたはずなのになぜか相手にはcan'tで伝わってしまったり…なんて事もよく聞いたりします。
 
そんな感じで地味に厄介なcanとcan't
 
ですがこのcanとcan'tは、ある部分を意識するだけすぐに聞き分け・使い分けが出来るようになります^^
今回はcanとcan'tを正しく聞き分ける方法を紹介します
 
can/can'tの聞き分け方法は「強弱」です
伝えたい部分を強く発音します。
 
日本語だと、I(アイ) can(キャン) play(プレイ) the(ザ) piano(ピアノ)と、全ての文章をハッキリと発音してしまいがちですが、英語には強弱があります。
 
例えばですがこちらの文章
I can play the piano / I can' play the piano
があった場合ですが
会話だと、canのはしっかり発音されず、can'tは強調して強く発音されています
 
I can play the pianoの場合、ここで重要なのはcanの後の動詞です。
なので、canは日本語の様にしっかりと発音はせずにサラッと言い、動詞をハッキリと言う事が多いです。
文字にすると、
I can play the piano
という様に、playとpianoの部分が強調され、canはキャンとハッキリ発音はされません
逆にI can't play the pianoの場合、「できない」というのを伝えたいので、can'tを強く発音します
文字にするとこんな感じです
I can't play the piano
と、can'tの部分を強調して言い、ハッキリと発音されます
そしてこの時、caの部分にアクセントを置くため、tはほとんど発音されていません。
ですがcan'の部分を強調して言う事で、can'tなんだな。というのが分かります。
 
なのでcan'tの場合は、can'tと動詞の部分を一番強く言います
https://www.youtube.com/watch?v=pxYqvczO6DI&t=68s
 
ちなみにcannotの場合も、「出来ない」を伝えるためnotがcanの部分よりも少し強く発音されます。
 
 
こんな感じで、canとcan'tは強弱の部分を意識すれば聞き取れるし伝わりやすくなります。
ちなみにcanを強調したいときは、canを強く言う時もあります。
なので、英語は強弱ありきの言語です。
 
英語を話す際は、強弱を意識して話してみましょう☆
 

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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