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Cafetalk Tutor's Column

Elena.O 講師のコラム

なぜロシア人が韓国語講師に???続き

2022年10月16日

みなさま、こんにちは。すぐに続きを書きたかったのですが、ばたばたしていて文章を書く気力が残っておりませんでした。

さて、今回は韓国語との出会いなど書いていきたいと思います。
詳しくは覚えていないのですが、高校2年の秋ごろだったでしょうか。怪我続きで部活をやっているのが辛くなり、勉強に集中したいという名目で部活を辞めました。
そのころ、確かBSで「冬のソナタ」や「美しき日々」の放送が始まり、世の中のおばさまと共にハマったのです。そこまでヨン様に熱狂的でもなかったし、周りの友達で韓国ドラマを見てる人なんか誰もいなくて、人に言うのもなんだか恥ずかしかったので、ひっそり見ていました。ただ、当時は字幕ではなく吹き替えだったような気がするので、韓国語に興味を持つきっかけにはなりませんでした。でもドラマはおもしろくて、勉強に当てるはずの時間にとにかく韓国ドラマを見ていましたね(;'∀')
「美しき日々の」ostが良くて、CDも買いました♪ただ、このCDは後に東日本大震災後に引っ越す時に物を減らそうと手放してしまったんです…今でも悔やまれます。

さて、そんなこんなで、一応希望の大学に合格し実家を出て一人暮らしを始めました。大学生の夏休みは長く暇で暇でまた韓国ドラマを見ることになります。夏休みの間に「夏の香り」を何周もし、サークルの友達と韓国語を勉強しようか!と本を1冊買ったのですが、なんかふざけた本で。ハングルを読むより語呂合わせで覚える感じで。「チョアヨ」とか「シロヨ」とか「ワーテダネー」とか「ドンドンシュイッソヨ?」とかそのくらいしか覚えないままフェードアウトしてしまいました。この本も震災後に売却。まさか後に韓国語を本気で勉強することになろうとは夢にも思いませんでした。

時は流れ、十数年後…子供たちが「おしりたんてい」にハマっていたんです。
たまたま息子がYouTubeでおしりたんていの韓国語の動画をつけたんです。それを見て「あっ、最近韓国ドラマ見てないな」って思って、まずはドラマを見始めました。まずは昔好きだった「美しき日々」「オールイン」を見て、それから四季シリーズ(古っ)で見ていなかった「春のワルツ」と「秋の童話」を見て。
あー韓国語の響きがすきなんだなぁとその時初めて気づいたんです。
推しがいるわけではないのですが、とにかく心地のよい言葉を自分のものにしたいなと思うようになって一日と欠かすことなく勉強をすることになります。

息子もハングルを読みたいというので「1時間でハングルを読めるようになる本」を買って、子供たちと公園に行ったときにベンチで読んで。文法も少しずつやり始めて。初級のドリルみたいな本を2冊やってから、初級単語を覚え始めました。
そんなある時、「パダスギ」というものを知ってミレの前田先生が出したパダスギの本は制覇しました。初級のうちからやるのは難しかったけれど、新しい単語もたくさん覚えられたし、とにかく最高の勉強方法でした。パダスギ→シャドーイング→音読は今も続けています。これがあったから短期間で話すこともできるようになったのだと思います。
合間にTOPIKⅠも受けました。
ハン検3,4,5級は応援しているバスケのプロチームの試合とかぶって受けれなかったので、初めて受けれた時には準2級を受けることに。
とにかくパダスギと試験勉強とを毎日繰り返し、韓国語の勉強を始めて1年2カ月ほどでTOPIK6級に1年6カ月ほどでハングル検定2級に合格しました。

韓国語の勉強を始めてから字幕翻訳家を目指そうと思い始めていたので、その後は念願の字幕翻訳スクールに。
その間に今度は出版翻訳にも興味を持ち、無謀にもコンクールにも挑戦することに。しかし、あまりにも無知すぎたので、出版翻訳のスクールにもお世話になりました。
そこでの先生の授業方法がとても自分に合っていて、自分も人に翻訳を教えたいと漠然と考えるように。
そんな時、翻訳仲間と雑談する機会があってカフェトーク始めたら?という話になり、挑戦することにしました。
とにかく思いついたらすぐに実践するタイプなので、失敗も恐れずにここまで来ました。
教え始めたらとても楽しくて、でもネイティブに比べたら不足している部分ももちろんあります。そこは日々の勉強とリサーチで補うように努力を続けています。大人になってから韓国語をゼロから勉強した者として他の学習者さんたちにも寄り添えると考えています。
今は韓国のサイバー大学に編入して正式に韓国語教員の資格を目指すことを考えています。

ロシア人だろうが、なんだろうが目標があれば頑張れるのだなと思っています。私は欲張りであれもこれもやりたいタイプなようです。ソファに寝っ転がってテレビを見てるのは時間の無駄に思えてしまって常に動いています^^;

とにかく好きな韓国を一人でも多くの人に楽しんでほしい、なかなか学ぶ機会の少ない韓→日の翻訳に多くの人に触れてほしいという思いから韓国語講師になりました。

長くて拙い文章ですが読んでいただきありがとうございます^^
そろそろドラマを見終わるので、次はドラマの鑑賞記を書く予定です。

みなさん、レッスンやコラムでまたお会いしましょう(@^^)/~~~

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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