前回のコラムはスペイン語を勉強したいと思ったきっかけを明らかにして終えた。
③からはついに、大学入学後に始めたスペイン語の学びについて書いていくこととする。
(大学入学はもう10年以上前のことなので、記憶がすべて正確ではない可能性があることをお許しいただきたい。)
①で触れたように、私はある種の不本意さを抱えながら「ポルトガル語専攻」に入学することとなった。
しかしながら、一定以上の期待を胸に抱いていた。
憧れの大学。語学を極められるんだ!
私の記憶ではクラスメイト達は半数ほどは関東近辺の出身だった。
何となく様々な地域の出身者が大学にいるイメージを持っていたので、少々意外ではあった。
授業は確かポルトガル語が週6コマあったはずである。
今はどうかわからないが、当時は大学1、2年生でそれぞれ取得する12単位のうち一つでも落としてしまうと留年、そしてもう一度専攻言語の単位すべてを取るために授業に出席しないといけなかった。
私は目先のことに不安を感じるほうである。
そして、案外?周りに影響されやすいところがある。
皆が「落としたらどうしよう・・」と言っているのを聞いて内心不安を感じていた。
(実際には1、2年の専攻語の単位は取り、進級できたが。)
スペイン語に話を戻そう。
大学入学時点で「副専攻はスペイン語にしたい」と思っていたと思う。
私の入学アルバムに残した言葉は「トリリンガル以上になりたい」である。
「以上」というところにスペイン語を諦めていないことが表れているように感じる(笑)
(バイリンガル、トリリンガル、ということが何を意味するのか?
その定義を考え始めると長くなるが、一応今もポルトガル語・スペイン語・英語という言語を「学習中」である私はそう名乗っていいのか悩むところである。訊かれることもあまりないわけだが。)
副専攻という科目は英語(多数の学生がこれを選ぶであろう)、スペイン語、ドイツ語、中国語、アラビア語・・ほかにもいくつかあったように思う。
ある時に教授が「ある程度一つの言語ができるようになってからほかの言語にいくべきだろう」と言っているのを聞いたが、私は「スペイン語は高校生の時にちらっと勉強したし(ほんの趣味で)、ポルトガル語とほぼ一緒だし(?!)大丈夫でしょう!」という思いを持って選択した。
大学の授業におけるスペイン語の学習がどのようであったかは次回書きたいと思う。
私の言うことで人をあまり期待させたり不安にさせたりはしたくないと思うが、
実際私は勤勉だったため(!)スペイン語を無事二年間で履修することができた。
私の大学時代は個人的には色々と焦りを感じている時期も多かったように思っている。
他人から見ると成功しているように思われるかもしれないが・・
スペイン語の勉強のみならず大学生活にも次回、少し触れていきたい。
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