カフェトークの皆さん、こんにちは。 海外在住24年目 、マレーシア・クアラルンプールへ引っ越してきたばかりの日英バイリンガル講師 Keiko Davyです。
国をまたいでの引越について、コンテナの船便の遅延、Airbnbでの生活、引越に伴う様々な手続き奮闘などお伝えしてきましたが、今日はコンテナ到着から実際の入居について書きたいと思います。
コロナの影響で海上コンテナの不足や船便の遅延があり、私たちの家具などの入ったコンテナの到着にも遅れがでました。3月10日にマレーシアのクラン港へ到着、それから税関の審査に3日ほど、実際にコンテナから荷物を新居へ運び出せたのは16日(木)でした。新居での寝泊まり開始は翌日の17日(金)から。最後に自分たちのベッドで寝たのが2月13日。1か月以上住む所がなく「放浪」していたので、それに終止符が打ててうれしいです!
引越会社のスタッフの方はとても効率がよくて、140個ほどあった様々なサイズの荷物を午前中でアパートへ運びこんでしまいました。午後は梱包していたものを箱から取り出す作業で、午後4時半には終了、びっくりな速さでした。
今日で寝泊まり始めて1週間になりますが、家具の位置や荷物の整理がだいたい終わり、掃除も徹底的にして、やっと落ち着いてきたと言えるようになりました。
タイからの引越で一番変!と思ったのは、仏像に関する輸出の禁止があり、そういうものをタイ国外へ持ち出すためには特別な書面による許可が必要なことです。そのために1万8千円も払いましたよ!しかし、これらの仏像のイメージのあるものは私がオーストラリアで購入したものや旅先で買ったお土産品です。

上のは両方とも私がオーストラリアで購入したものです。特に右の仏像の頭だけの物は絶対持ち出し禁止と言われたのですが、なんとか通過したようですね(笑) ピンクの札が見えるかと思います。

上の写真で唯一タイで購入されたものは右下の額に入ったものでお友達からのお別れのギフトでした。それから他の物は見ても分かる通り仏像からはかけ離れているのに審査を受けたことになります。上の写真の木製のものは、左のはカンボジア、右の2枚のパネルはインドネシアで購入したものです。そして左下のは皆さんお分かりの通り、日本の般若のお面です。そんなものまで…、明らかな仏像関係のものは荷物を梱包する時に色々と引越業者さんに言われたのですが、それ以外にも色々と審査されたんだと思うと全く何が目的なんだろう…と思いました。
マレーシアからタイへ引っ越した時は「お金払えば税関審査しなくてもいいよ!(←タイ、あるあるです)」と言われ、1日でも早くコンテナの中身を手にしたかった私たちはその金額を払い、税関なしでスルーしました。でもまさかタイを去る際に問題になるとは思いもせず…。
タイではお土産屋さんなどで仏像のイメージが売っていたりしますが、観光客としてタイへ行って購入した場合も同じですので、注意が必要ですよ。興味のある方はこちら、読んでみて下さい。
カフェトークと私のKL生活という前回のコラムでも書きましたが、今回の引越で「私の部屋」を手に入れた私はとても満足しています。バンコクに住んでいた時と同じく三つベッドルームがありますが、アパートのサイズが倍あってオマケに家賃もバンコクより安いので、嬉しいです!
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