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Cafetalk Tutor's Column

KOBA 講師のコラム

 [京都徒然(つれづれ)⑩ ] 紫陽花の庭「梅宮大社(うめのみやたいしゃ)」

2023年6月7日 | 4 コメント

※「京都徒然(つれづれ)」は、わたしが京都にいるときに見たこと、感じたことをお伝えするコラムです。

 ( 徒然(つれづれ)…何もすることがなくぼんやりしていること)

 

京都は、紫陽花(あじさい)の季節です。

紫陽花(あじさい)の名所は数多くありますが、

梅宮大社(うめのみやたいしゃ)の神苑(しんえん:神社の庭)
の紫陽花(あじさい)はとりわけ見事(みごと)です。

 

 

庭には、いろとりどりの紫陽花(あじさい)が咲き乱れています。

紫陽花(あじさい)のトンネルもあります。

体が紫陽花(あじさい)の花に囲まれます。

私には、紫陽花(あじさい)の花の種類はわかりませんが、

真っ白な花、深い青色の花、虹のようにさまざまな色が重なった花、赤い花…

いったい何種類くらいの紫陽花(あじさい)が植えられているのでしょう。

 

 

でも、京都の紫陽花(あじさい)は、

紫陽花(あじさい)の名所にだけあるのではありません。

 

この季節、街のいたるところに紫陽花(あじさい)の花が咲いています。

街の真ん中を走る御池(おいけ)通りの紫陽花(あじさい)

町家(まちや)の玄関先に植えられた(あじさい)

街が紫陽花(あじさい)の街になります。

 

東京ではあまり感じませんが、

京都にいると、

その時々、街がその季節の色に変わるのが感じられます。

春は桜、秋は紅葉、新春は新緑、初夏は紫陽花(あじさい)

京都という街は、

季節を楽しむために作られている街だと思います。

花だけではなく、
節分(せつぶん)、葵祭(あおいまつり)、祇園(ぎおん)祭り…、

さまざまな行事も、季節を楽しむために考えられているように思います。

 

いつ来ても、季節を感じることができる街、

それが京都です。

 

 

 

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KOBA
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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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