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Cafetalk Tutor's Column

Takayo 講師のコラム

旧西ドイツ首都地元ボンの旅

今週のテーマ: 秋の旅行計画

2023年10月1日

先日、京都からドイツに来られたご夫妻のアテンドをしました。

フランスとベルギーを回ってから、ドイツに来られるということで、ドイツ西の玄関口、ケルンから電車でお越し頂きました。

ケルンから電車で30分のボンを起点に「とっておきドイツ・ボンの旅」をアレンジしました。

今回のコラムでは、筆者が住む地元ボンをご紹介します。ドイツへお出かけの参考になれば、幸いです。


コンテンツ】

  1. 旧西ドイツ時代の首都・ボン
  2. ボンの見どころ6選
  3. ボン一日プラン
  4. 追記のアトラクション

 1.旧西ドイツ時代の首都・ボン

ボン1998年まで西ドイツの首都であり、フランクフルトから電車で約1時間北西に位置します。

第二次世界大戦後東西に分断されたドイツ@militaryshistories.co.uk


2.ボンの見どころ5

ボンには有名な作曲家ベートーヴェンが生まれた家や、グミで有名なHARIBOショップ(2店舗)オシャレな健康サンダルで有名なBIRKENSCHTOCK(ビルケンシュトック)の直販店ボン近郊にありますので、紹介します。


① ベートヴェンハウス(ベートーヴェンの生家)

ボンのセンターにある【ベートーヴェンの生家】@dreamstime

入場券はこのピンクの建物の真向かえの建物内、ベートーヴェンショップで買えます。
オーディオガイドも入場料金に含まれ、店内奥でパスポートや免許証などを預けてレンタルできます。

生家を見学する際は大きな荷物を持って入れませんので、地下のロッカー(無料)で預けて下さい。オーディオを全て再生すると所要時間は90分。館内は写真撮影が禁じられています。

【ベートーヴェンが住んでいた家の中庭】@expedia.de


② 旧市庁舎

現在は役所としての機能はなく、筆者もこちらで婚姻式を挙げましたが、セレモニーやパーティー会場として使用されます。2006年、サッカーワールドカップがドイツで開催された際、日本代表のベースキャンプがボンだったこともあって、こちらで当時の日本サッカー協会の川渕会長を招き祝賀会が開かれました。

@expedia.at

③ ベートヴェン記念碑
ボン中心地のミュンスター広場にはベートーヴェンの銅像があります。黄色の建物が18世紀半ばに立てられた旧郵便局でかつての宮殿でした。

日本からのお客様をご案内中の筆者

④ HARIBOショップ

日本でもおなじみの熊さんのグミ、HARIBOはボンで誕生しました。
創業者の
Hans(ンス) Riegel(ーゲル)Bonn()で創業したので

HARIBO

現在はボン市の法人税が上がり、2019年に他州に工場が移転しました。昔、工場近くに行くとフルーティな香りがしていたのを思い出します。ボン市内には2店舗のハリボショップがあります。

一つ目はボン中心地、ボン中心のハリボショップは、企業沿革から昔のロゴまで知れて、ファンにはたまらない場所。

時間が限られている場合➡ ボン中心街にあるHARIBOSHOP@naschkater

ボン中心街にあるHARIBOSHOP】店内の様子@panzer-shopconcept.com


市内のはずれの本社跡地に2019年に建て替えられた直営店は、価格も市内のハリボショップよりも低めで、種類は豊富。他では滅多に見られないHARIBOのマグ、グミの容器、タオルなどのグッズもあります。福袋もあるので、地元の人には人気のショップ。

時間に余裕があった場合➡ 旧本社・工場があった跡地にHARIBOの直営店】
@tabularsameagazin.de

HARIBOの直営店内には様々なHARIBOグッスがある@haribo.com



⑤ Petersbergの旧迎賓館

父なるライン河を見渡せる旧迎賓館F1レーサーのミヒャエルシューマッハーや筆者もそこのチャペルで挙式をあげ、
披露宴も夜通し行われた場所です。現在はホテルになっており、各国の歴代首相や大統領、イギリス女王も訪れた格式高いホテルになります。

旧迎賓館現在は【Grandhotel Petersberg @tageskarte

ライン河を見渡せるホテルで宿泊してもいいのですが、お茶だけも大丈夫!テラス席で景色を楽しみながら旅の疲れを癒すのもいいかも。

旧迎賓館のホテルからの眺望@pinterist.de

⑥ BIRKENSCHTOCK(ビルケンシュトック)直営店

ライン河を市内からフランクフルト方面に車で30分進むとオシャレな健康サンダルで有名なビルケンシュトックの直営店があります。

ボン市内から車で30分【Birkenstock本社直営店】@dic.academic.ru

子どもサイズからサイズは取り揃えてあるので、気に入ったデザインがあったらラッキーかも!

Birkenstock本社直営店内@simplypsychology.org

以上、見どころ6選でした。次は一日プランの順序をご案内します。

3.ボン一日プラン

ボンの見どころ6選全てを無駄なく回りきる方法です。

まずは

【ベートヴェンハウス】

☟ 
徒歩で移動

旧市庁舎


☟ 
徒歩で移動

【ベートヴェンハウス銅像】


☟ 
徒歩で移動

市内HARIBOショップ】


☟ 
電車/車で移動

【郊外HARIBOショップ】


☟ 電車/車で移動


【旧迎賓館】

☟ 電車/


【ビルケンシュトック直営店】

移動の電車、残念なことにドイツの公共機関は信用できません。公共機関を利用しての移動は遅延やキャンセルなどがありリスクを伴います。移動はレンタカーまたは、タクシーをお勧めします

4.追記のアトラクション

お勧め最後のアトラクションがありますので、ご紹介します。BIRKENSCHTOCK直営店を出たすぐがライン河にぶつかります。帰りはライン河の対岸をフェリーで渡って、ボン/ケルンまたはフランクフルト方面へ戻ることができます。

車に乗ってても渡れるライン河の対岸 @FähreHeneff

Bad Honnef Rolandseck間を往路

営業時間: 月曜日- 土曜日6:30 21:00, 日曜日&祝日8:00 21:00

洪水、低水位、悪天候などの不可抗力が発生した場合、運航を見合わせます。

乗車料金: 乗用車一台(運転手含む)片道3.5€、往復6€ 

一人の乗車に付き片道1€、往復1.5

一日周遊した場合の経路を地図上で確認できます。

以上、地元ボンの長いコラムでしたが、でも最後までお読み下さりありがとうございます。他にも見どころはありますが、限られた時間でのハイライトを日本人向けにご案内しましたので、今後の旅のご参考にして下さい。今回の見どころ6選の詳細はインスタグラムでご覧いただけます。➡インスタグラムはこちらから

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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