読書の秋

カフェトークの皆さん、こんにちは。海外在住24年目、マレーシア・クアラルンプール在住の日英バイリンガル講師、Keiko Davyです。今日は今週のコラムのテーマ「今シーズン最高の一冊」に合わせて書いてみることにしました。

最近読み始めたのは「指輪物語」The Lord of The Ring 私の大好きな本の一冊です。持っていた本がボロボロになって引越の時に手放してきたので、先日新しく買い換えてワクワクしちゃいました！

携帯のなかった頃はいつも寝る前に読書の習慣がありました。睡眠の質が最近下がってきたこともあって、「寝る前に携帯に触るのはよそう」「前のように読書をまた始めよう」という試みから、今回久しぶりに新しい本を買いました。よく考えたらずっと新しい本なんて買っていませんでした…、というのは本棚に読んだことがない本がたくさんあるし（私の主人は読書が大好きなので本が自然と増えていきます…）、携帯でもニュースなど必要なことは読めるし…というのがあって、多分ここ５年ぐらいは主人へのプレゼントで本は買っても自分には買ってなかったということに気付きました。「自分が本当に読みたいと思う本にお金を払って手に入れる」という喜びをすっかり忘れてしまっていたことに気づかされました！

読書は言語習得や維持のためにも大切ですね。私にとって英語の本を読むということは、その今ある英語力維持、それからそれをさらに向上させていくのに必要だって思っています。それから日本を離れて長い私には、日本語の本を読むのも大切です。読めない漢字が増えています…意味は分かっても。なので、お正月には日本へ戻りますが、日本で自分が読みたい！と思う本を最低でも数冊見つけてかえってこようと思いました。

皆さんはいかがですか？語学学習に読書を取り入れてみたことのない方はぜひチャレンジしてもらいたいですね！私がおすすめするのは、まずは映画になっているような本にトライすることです。映画で忠実に書かれた本のストーリーに沿うということはないですが、話の流れはそれでも分かるので、いちいち単語が分からなくても全体の意味をつかみながら進めて行きやすいかと思います。映画の指輪物語も本と同様、何回も見て、読んで、私の今ある英語力に貢献してくれたなって私は思っています。

私の大好きな指輪物語のことを思い出させてくれた生徒のSさん！どうもありがとう！！３巻が一冊にまとまっているので厚くて重いんですが、３か月前に手首を骨折した私にとってのウェイトトレーニングだと思って、毎晩読み進めています。大好きな本を手に取れる嬉しさ、思い出す機会を作ってくれたSさんに感謝です！