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Cafetalk Tutor's Column

Shiho in Germany 講師のコラム

あなたが外国語を学びたいと思ったきっかけはなんですか?

今週のテーマ: 黒人歴史月間をどのように祝いしますか?

2024年2月19日

The Black History Monthが二月だということを初めて知りました。

私はアメリカに住んだ経験はなく、行ったこともないので、
アメリカではこの二月をどういう風に過ごすのか知りたいです。
Black Historyと聞くと思い浮かぶのはある曲です。

Joseph Schwantner - New Morning for the World: "Daybreak of Freedom" 
(ジョセフ・シュワントナー/マーティン・ルーサー・キングのテキストによる新たなる時代への黎明より“自由への夜明け” ナレーターと吹奏楽のために)
https://www.youtube.com/watch?v=7vLvZpeh_VM


この曲は私が高校時代所属していた吹奏楽部で演奏した曲です。
顧問の先生がアメリカの大学で勉強していたこともあり、演奏する曲のほどんどが海外からインポートされた曲で、日本初演のものもいくつかありました。

この曲を演奏するにあたり、キング牧師のスピーチやそれに関係する映画などをたくさん見て勉強しました。
悲惨な歴史、今でも残る差別など考えながら演奏すると、より感情が高まり、表現力のあるものになりました。

実はこの高校時代の思い出が海外に行きたいと思ったきっかけです。
この地球にはいろいろな世界、文化があるんだと思い、英語が苦手ながらも
将来は海外に住みたいと思うようになりました。

現在私が住むドイツには移民がたくさんいます。
もっと世界を知りたいと思ってきた人、出稼ぎに来てる人、難民として来てる人がたくさんいて、
2021年の統計では、ドイツ人口の約27%が移民のバッググラウンドを持っている人だそうです。(Bundesamt für Migration und Flüchtlinge. Bevölkerung mit Migrationshintergrund in Deutschland. February 19, 2024)

街中を歩いているとドイツ語を聴く回数は少なく、いろいろな人がその人たちの言語を話しています。
そのおかげで私は一度もドイツで差別された経験はなく、とても移民に優しい国だと思います。

日本ももっと移民や難民の受け入れがしやすくなり、外国の人が住みやすい国になればいいなと思います。

ドイツでの生活や、このような体験など、インスタグラム (@shiho_in_germany)でシェアしています。
良ければ見てみてください!

Shiho



本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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