保育士から中高一貫校の先生に。〜人間の形成の教育〜

Reika O

皆さんこんにちは!カフェトーク講師のReikaです。

 

ついにカナダ生活4年目を迎えた今、保育士という仕事を一旦お休みし、新しい職場でのお仕事が始まりました!

永住権を取る関係で、来年度は恐らく保育・幼児教育の現場に戻ることになると思いますが、若いうちにできるだけ多くの経験を積みたいという気持ちと、今年一年は少し違ったことをしてみたいということでチャレンジしてみたお仕事です。

 

私がこの度就職させていただいた学校は150年以上の長い歴史を持つジュニアキンダーガーテン(4、5歳クラス)から12年生(高校3年生)までの名門一貫校。地元の生徒だけではなく、世界中から生徒を受け入れているとても国際的な学校です。

 

半数ほどはDay student、毎日家から通う子ども達ですが、中高生の半数ほどはBoarding student、つまりキャンパス内の寮で暮らす生徒たちです。

私はこの度、このBoarding;寮生(中高生)の先生の1人としてお仕事を始めました。

親もとを離れて暮らす子どもたちが安心して楽しく暮らせるよう、生活指導や家庭学習の手伝い、趣味や将来の幅を広げられるアクティビティの計画・実行、健康面、社会面(他の生徒たちとの関わり方)の監督等、学校の授業外の時間の寮生の管理、指導を生徒たちの親代わりのような存在として “寮に住み込みで“ 勤務しています。

 

先月まで2〜3歳児の担任をしていたのに、今月から10代の中高生を相手にお仕事をするとなると、同じ教育の分野とはいってもかなりの差に自分でも最初は戸惑い、緊張していましたが、厳しい面接、採用試験を通過してやっと手にした素敵なお仕事!長年夢見ていた国際的な教育現場で働けるという事実に毎日嬉しさを抱えつつ楽しくお仕事をさせていただいています^^

 

教える生徒の年齢は2・3歳から11〜19歳と大幅に変わったものの、学習より生活や社会面を教える。教科を教えるのではなく、人間として子どもを教育するといった点では保育士の仕事と共通していて、とても難しくも楽しくもあるやりがいのある仕事です。

勉強を学ぶこととは違い、子どもを教育するということは、人間として芯から向き合い、今後社会で生活できるようしっかりとした人間を形成していく、つまり一人一人と心から向き合い、理解し、寄り添うことが必要になっていきます。

 

私が以前担当していた2〜3歳児はちょうど第一次反抗期、そして今担当している中高生は思春期真っ只中の第二次反抗期。どちらも心が大幅に成長する大切な時期です。

アプローチの仕方は異なるものの、どちらの時期も子どもたちが自信を持ちつつ、自立心を育てる、そして大人との信頼関係が重要視されるセンシティブな時期です。

 

子どもたちが大人になったころ、玲華先生に出会えてよかった、この学校に通えてよかった、素敵な仲間に恵まれた、そんな風に思ってもらえるような環境づくりができるよう、この一年間全力で頑張っていきたいと思います^^


カフェトーク講師 玲華

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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