読書好きが集まって本についてディスカッションする「Book Club」のメンバーになっています。
2ヶ月に1度くらいオンラインで集まって、日本、アメリカ、スコットランド、ロシアなどからメンバーが参加して、課題の本について議論をします。
そんなブッククラブで最近読んだのが「Society of the Snow」という本です。
映画化されて『雪山の絆』というタイトルでNetflixで見ることができます。
この話、実話を元にしています。
1972年、ウルグアイのラグビーチームを乗せた航空機がアンデス山脈に墜落。
乗客45人のうち16人が、過酷な状況を72日間にわたって生き延び、無事に生還します。
本では、生き残ったメンバーそれぞれが、自分たちの経験について語る手記のようになっています。
400ページをこえる本。
ブッククラブのミーティングに間に合わせるために、飛ばし飛ばし読んでしまったので、今また改めて読み直しているところです。
過酷な環境下で、次々と訪れる試練にも関わらず生き延びられたのは、「必ず生きて愛する人たちのもとに帰る」という強い思いがあったから。
仲間との強い絆があったから。
最後まで「希望」を失わなかったから。
「人生で本当に大切なものって何だろう?」と考えさせられる、とてもパワーのある本です。
日本語訳がまだ出ていないので、気になる方はNetflixで映画をチェックしてみてくださいね。
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