自然なダイナミクスをつけるためのコツ②

Kana K

 

こんばんは!かなでピアノスクールのかなです。

昨日は 「手の力をコントロールすること」 についてお話ししました。

今日は、

「p(ピアノ)を響かせるコツ」 についてお伝えします。


「p(ピアノ)=弱く、だけではなく、響きを意識する」

p(ピアノ)を弾くときに、

ただ単に「小さい音を出さなきゃ」と思っていませんか?

小さく弾こうとすると、

音がかすれてしまったり、

指のコントロールが効かなくなることが多い。

p(ピアノ)を美しく響かせるには、

音量を抑えながらも、しっかりと鍵盤の奥まで指を届けること。

「ふんわり」ではなく、

「芯のある静かな音」 を目指す。

最終的に、ふんわり弾くことが求められるPやPPもありますが、

あくまで練習では 「鍵盤をしっかり押さえながら p を出すこと」で、

指の力がつき、コントロールが安定してきます。


この意識を持つだけで、

p(ピアノ)の響きがぐっと豊かになります。

ぜひ試してみてくださいね。

次回は 「f(フォルテ)を響かせるコツ」 についてお話しします!
こちらHPでもピアノ上達法を載せてます。よろしければどうぞ。 https://kana-piano-school.site/ 

保存リストに追加済み

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

コメント (0)

ログインして、コメント投稿 ログイン »
Popular ribbon

出身国:

居住国:

教えるカテゴリ

講師の言語

日本語   ネイティブ
英語   流暢
フランス語   カタコト

Kana K講師の人気コラム

  • ピアノコンクールで入賞するための練習法

        ピアノコンクールで入賞するためには、単に毎日練習するだけでは不十分です。大体的に下の3つの観点から練習を見直すと、個性あるだけではなく、高い水準でミスの少ない演奏を実現できます。 1. ...

    Kana K

    Kana K

    0
    357
    2025年2月10日
  • 【速いパッセージを安定して弾くコツ】

    こんにちは!かなでピアノスクールのかなです! コンクールや発表会で、速いパッセージが転んでしまった経験はありませんか?指を正確に動かすためには、ただ速く弾くだけではなく、適切な練習方法が必要です。今...

    Kana K

    Kana K

    0
    306
    2025年2月17日
  • 【音楽をより感動的にするための3つの工夫】

    ピアノ演奏は、ただ音を並べるだけではなく、聴く人の心に響く表現が大切です。今回は、演奏をより感動的にするための3つのポイントを紹介します。  **1. 曲の背景を理解する**   作曲者の意図や時代...

    Kana K

    Kana K

    0
    302
    2025年2月15日
  • 【表現力を磨くための具体的な練習法】

    ピアノの演奏で「技術はあるのに感動しない」と言われたことはありませんか?表現力を高めることで、聴く人の心に響く演奏ができます。今回は、表現力を磨くための3つの練習法を紹介します。 1. フレーズごと...

    Kana K

    Kana K

    0
    301
    2025年2月16日
« 全講師コラム一覧へ戻る
お気軽にご質問ください!