自然な強弱をつけるためのコツ③

Kana K

こんばんは!かなでピアノスクールのかなです。

昨日は 「p(ピアノ)を響かせるコツ」 についてお話ししました。

今日は、

「f(フォルテ)を響かせるコツ」 についてお伝えします。


「f(フォルテ)=ただ大きく弾くのではなく、響きを広げる」

f(フォルテ)は、

「ただ大きく弾く」ものではありません。

響きを豊かにすることで、

音の力強さが増し、

聴いている人にしっかりと伝わります。

鍵盤を叩くのではなく、

「腕の重みを乗せて、音を響かせる」

この意識を持つだけで、

音の質が驚くほど変わります。


フレーズの流れの中でダイナミクスを作る

一音一音で強弱をつけようとすると、

どうしてもぎこちない演奏になってしまう。

大切なのは、

「フレーズ全体でほんの少し音量の変化をつけること。」

例えば、

メロディの頂点に向かって少しずつクレッシェンド。

余韻を持たせながら、なめらかにディミヌエンド。

この流れを意識するだけで、

音楽の表情が一気に変わります。大事なのは「ほんの少し」(このほんの少しの音量調節が非常に難しいのですが (汗)


ダイナミクスをつけるためには、

・ 力ではなく、腕の重みを使う

・ p(ピアノ)は小さい音ではなく、響きを意識する

・ f(フォルテ)はただ大きく弾くのではなく、音を広げる

・ フレーズ全体の流れで強弱をつける

この意識を持つだけで、

演奏がぐっと表情豊かになります。

ぜひ試してみてくださいね。

明日も演奏のコツをお届けします!
こちらHPでもピアノ上達法を載せてます。よろしければどうぞ。 https://kana-piano-school.site/ 

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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