今年は当初の開花予報(かいかよほう)より1週間以上遅れての桜の開花となりました!
3月中には25度を超える夏日があったかと思えば、急に雷と共に雪が降ることもあって、まるでジェットコースターのような目まぐるしい気温と天候の変化でした。
桜の開花後も、1月のような寒さに逆もどりで見事(みごと)に花冷えを体験したこの春。
夏日もあったせいで桜の葉も出て来てしまう葉桜(はざくら)になるのが早かったのですが、そのおかげで今年はぷらぷらと散歩したりしながら、ゆっくりと桜を堪能(たんのう)している毎日です(*´꒳`*)
せっかくなので、ここで少しお裾分(すそわ)け。
水面(みなも)一面に浮かぶ花びらの絨毯(じゅうたん)も美しいです❤︎
こちらは枝垂(しだ)れ桜(ざくら)
さてさて、以前にも何度か書いていますが、その土地の言葉と文化、風土(ふうど)や習慣(しゅうかん)は切っても切れない深い関係があります。
日本語のとても大切な表現の中にオノマトペというものがあります。
こちらも以前に紹介しましたね♪
「桜にまつわるエトセトラ」
音や状態(じょうたい)を表す言葉、
「擬音語(ぎおんご)」や「擬態語(ぎたいご)」をオノマトペと言います。
他の単語は勿論(もちろん)のこと、特にこの情景(じょうけい)を豊かに表してくれるオノマトペには、日本人なら皆心のどこかに持っている、日本の、日本人ならではの共通認識(きょうつうにんしき)や、情景・風景、また故郷(こきょう)への哀愁(あいしゅう)など、日本という国を表している、根っこにある何かを思い起こさせる、そんな言葉だと感じています。
だからこそ、日本語を学ぶ時は日本の風土や文化、人々に触(ふ)れることは
日本語学習をより豊かに楽しいものにしてくれると、私個人は感じています♪
と、「徒然(つれづれ)なるままに」ここまで書いてきましたが、
そんな日本語の奥にある、言葉から連想(れんそう)される匂(にお)い立つようなその余韻(よいん)と情緒(じょうちょ)を感じられたら、より一層(いっそう)日本語学習が楽しくなるかなと思い作ったレッスンがあります。
でも、全く説明なく今まで放置(ほうち)(笑)
このような部分は、言葉をただのツールとして学ぶのではなかなか感じ取れない部分だと思います。
そして、進学や就職のためだけではなく、純粋(じゅんすい)に日本語が好きだという生徒さんともこれまで多くお話しして来ました。
言葉にならない所の余韻と情緒を、言葉の奥・行間(ぎょうかん)に感じ取る、とはなかなか至難(しなん)の技(わざ)ですが(笑)こういう所に興味がある生徒さんと、ぜひ一緒にこの「余韻と情緒」を楽しむレッスンが出来たらと思います♪^ ^
桜並木(さくらなみき)をゆっくり歩いていると、そこら中(じゅう)辺(あた)りいっぱいに桜餅(さくらもち)の、いえ(ゴホンッ笑)、桜の香りが漂(ただよ)っていて、ほんのりと甘い香りがして何とも幸せな気分になります。
そして、久しぶりに自宅で抹茶(まっちゃ)を点(た)てました♪
もちろん桜餅を添(そ)えて(もちろん他にも笑)。
お茶を頂く時間はとても優雅(ゆうが)で贅沢(ぜいたく)な時間でした♪
そして最後に、今日流れて来た私の大好きな歌い手さんの歌をここに紹介して今回のコラムは終わりたいと思います。
言葉の響(ひび)きがとても優(やさ)しくて柔(やわ)らかく、
心にそっと沁(し)みてくる、そんな歌です。
「おかえり」
「そっと」あなたを抱きしめる
「ふっ」と胸が痛(いた)む → オノマトペですね!
やさしい日本語なのでぜひ一度聞いてみてくださいね♪
この歌について気になる方はぜひぜひレッスンで!
写真や動画などいろいろな教材を使ってオノマトペを、そして歌や詩で行間を感じるレッスンを行います。気になる方は一度体験レッスンでぜひお話聞かせてください♪
レッスンでお話出来るのをたのしみにしています♪
では、また〜(^^)/
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