生徒さんからよく「会話ができない」という相談を受けます。
相手の言っていることはわかるけれど、口から韓国語が出てこないのだと。
私は仕事がら文章を書くことが多いのですが、筆が、というかキーボードを押す手が
パタリと止まって書けなくなることがあります。
なんとなくモヤモヤと書きたいことは浮かんでいるような浮かんでいないような、、、
断片的には言葉になっているけれど、文章として出てこない、そんなことがあります。
書きたい内容がまとまっていない
言語化できていない
そんな状況を打開したいとき、私は本を読みます。
書くために読む。
言語化できていない言葉を探し、
うまくつなげられなかった言葉を文につなぐヒントを貰いにいっているのだと思います。
さて、標題の件ですが、
韓国語で話せないという状況には、私は2パターンあると思っています。
まずは1つ目。
その内容を日本語で言うことはできますか?
もし日本語で言えるのなら、それを韓国語にしてみればよい。問題解決です。
そこで韓国語にすることができないのなら話せないのではなくて問題は韓国語で作文する力。
作文を鍛えましょう。作った文に自信がなければ是非日本語のできる韓国語の先生に確認して、文をまるごと口に出して練習してみましょう。作文はできるけれど口に出せないのなら、これは練習不足です。
まずはその文を声に出して読んで、その文を持って会話のレッスンに臨みましょう。
もしも日本語の文章で言えないなら、
それは韓国語の問題ではないので、まずは日本語で何て答えたいのか考えてみましょう。
そしてもう1つはリスニング。
会話は相手とのキャッチボールです。相手の言ったことが聞き取れていないと
会話が成立しません。
相手の言ったことを聞き取れて、内容が正しく理解できていますか?
この練習はパダスギ(聞いたことを書きとる)でできます。
シャドウイング(聞いたものをそのまま言う)でも構いませんが
1人で練習するならパダスギの方が誤魔化せない分、効果があると思います。
話すために聞く。
一見、逆のようですが、
聞くことと話すことはつながっていて、
読むことと書くことはつながっています。
伸び悩んでいるときは、反対のことをやってみることをおすすめします。
悩まず一度試してみてください!
何かのヒントになれば幸いです。
Yuka-t
2025年7月11日
rei0330さん
ありがとうございます。是非聞き取り、書取りを習慣にして、頑張ってみてください!!
rei0330
2025年7月9日
勉強に関するアドバイスありがとうございます。私も聞き取りを強化していきたいな
とおもいます。
Yuka-t
2025年7月8日
kt1さん。いつもありがとうございます。
厳しめのコラムになりましたが、外国語の習得は地道にコツコツ続けていくことに尽きます。
ただ、絶対に誰でもできる、というのが外国語です。
〉結局全ての勉強は繋がっていて、同じ方向を向いているということですね。
そのとおりです。苦手なところは伸びしろですので、間違えることをおそれず続けていただければと思います。
次回お会いできる日を楽しみにしています。暑さが厳しいので、お身体に気を付けて
よい夏をお過ごしください。
kt1
2025年7月5日
久しぶりのコラムを見つけて喜びました。勉強に関するヒントもありがとうございます。
つい面倒になって、パダスギを避けてしまいがちでしたが、心を入れ替えなくては。
結局全ての勉強は繋がっていて、同じ方向を向いているということですね。
先生の夏休みの間、しっかりパダスギに取り組んでみます。
いい夏休みをゆっくりお過ごしください。