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【「ルーヴル美術館展ルネサンス」で見れる!】見てないのに描いた?デューラーの「サイ」

Keiko.hap.rela

みなさん、こんにちは!

カフェトークで美術展ナビゲーターをしているKeikoです✨

秋も深まり、美術館めぐりが楽しい季節になってきましたね。

突然ですが、みなさんは「一度も見たことがない生き物」を絵に描いてくださいと言われたら、どうしますか?


写真もネット検索もない時代、聞いた噂だけを頼りに描く……想像しただけで、ちょっと気が遠くなりそうですよね。

今回は、そんな超無茶ぶりに挑んだ16世紀の天才画家、アルブレヒト・デューラーのちょっとクスッと笑えて、とっても魅力的な作品をご紹介します!


◆見ないで描いた!?伝説の大ヒット作『サイ』

 

まずは、こちらの作品をごらんください。


作品情報

◆タイトル
:『サイ(The Rhinoceros)』
◆制作年:1515年
◆技法:木版画


ゴツゴツとした質感、重厚感あふれる佇まい……迫力満点ですよね!

でもこれ、実はデューラー自身は本物のサイを一度も見たことがないんです。

1515年、インドからポルトガル国王へ贈られた1頭のサイ。当時のヨーロッパでは大ニュースでした。

その噂と、誰かが書いた簡単なスケッチやメモだけを頼りに、デューラーが想像を膨らませて描いたのがこの1枚なのです。

よく見てみると、面白いポイントがいっぱいあります!

◆まるで鎧(よろい)のような皮膚:甲冑を着込んでいるみたいになっています。
◆背中に謎の小さな角:首の後ろに、本物にはない謎の角がピョコンと生えています。
◆うろこのような脚:まるでトカゲやドラゴンのような脚をしています。


「あれ、本物とぜんぜん違う!」と思いませんか?

でも不思議なことに、この圧倒的な描き込みと「怪獣みたいなかっこよさ」が当時の人々の心をワシづかみ!

この絵は大ヒットし、その後数百年間にわたって「これがサイの正しい姿だ」と信じ込まれることになりました。

見たことがないのに、ここまでリアルに「存在感」を生み出せるなんて、まさに天才の技ですよね。


◆ 実は元祖ナルシスト!?デューラーの素顔

 

そんなドラマチックな絵を描いたデューラーですが、彼の素顔もかなりユニークなんです。

実は彼、歴史上で初めて「自画像をたくさん残した画家」としても知られています。現代でいう「自撮り(セルフィー)」が大好きな人だったんですね✨

イケメンだった自分の姿が大好きだったようで、自画像を見るとなんだか「どう?僕かっこいいでしょ?」という声が聞こえてきそうです。

さらに驚きなのが、28歳のときに描いた自画像。

なんとキリストと同じポーズと服装で自分を描いちゃいました!当時としては「ちょっと大胆すぎない!?」と周囲がヒヤヒヤするような絵ですが、彼にとっては自分の美しさと才能に対する絶対の自信があったのかもしれません。

そう考えると、あの『サイ』の堂々とした佇まいも、デューラー自身の自信満々な性格が投影されているように見えてきませんか?



↑キリスト風の自画像!なんて恐れ知らず。。。

 

 

 

☕️ 一緒に美術の世界をのぞいてみませんか?

 

今回はデューラーの「見たことのないサイ」と「ナルシストな素顔」をご紹介しました。

一枚の絵の裏側にある「画家の人間らしさ」や「当時のクスッと笑えるエピソード」を知ると、難しそうに見える名画も一気に身近に感じられますよね。

「この絵、自分ならどう描くかな?」

「他の画家の面白い裏話も聞いてみたい!」

そう思った方は、ぜひ私のカフェトークのレッスンにお越しくださいお話ししましょう!✨

私のレッスンでは、難しい専門用語は一切使いません。

まるでカフェでお茶を飲みながらおしゃべりするような感覚で、名画のトリビアや美術鑑賞の楽しさをのんびり味わっていただけます。

アートの知識がゼロでも大歓迎です!あなたとお気に入りの一枚について語り合える時間を、楽しみに待っていますね☕️♪




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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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