今日は音楽の父、J.S.バッハの誕生日。
五線譜の音楽の世界では、まさに音楽の父です。
ドヴォルジャークを聴けばブラームスへの憧れが聴こえ・・・
ブラームスを聴けば、シューマンへの感謝が聴こえ・・・
たどりたどれば、みんながバッハに憧れていることがわかります。
僕もバッハは年中練習していますが・・・ますます弾きにくくなっていきます。
気づくことがますます増えて、やることが増えて・・・レッスンでも言うことが増えてきます苦笑。
ある先生から無伴奏のレッスンのときにこう言われたことがあります。
「バッハは、ヴァイオリンより音楽なのよ」
どういうことかというと、基本的に楽曲、作曲は、楽器の性能上の制約を受けるわけです。
そのためヴァイオリニストが作曲すると、わりと(演奏するという意味で)わかりやすい曲になります。
しかし、バッハの場合は、ヴァイオリンの機能、制約は第一優先事項でない・・・結果はできるギリギリのラインにありますが・・・音楽することが最優先になっているので難しいです。
だからこそ音楽に技術を従わせる・・・
自分のヴァイオリンと仲良くならないと弾けない・・・
そのうえ美しい!!これを弾かずしてなにを弾く?!なにを練習する?!
そんなバッハの有名なやりとり。
「バッハさん、どうやって、こんなにすぐれた技術を身につけたんですか?」
『私は勤勉であらざるを得なかったのです。私みたいに勤勉な人ならば、私と同じくらいのことはできるでしょう』
果たしてどれだけ勤勉だったんでしょうか・・・Σ(゚д゚lll)
なお、この楽譜はバッハの奥さんによる清書なんですって!!