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Cafetalk Tutor's Column

AKAsan 講師のコラム

日本の常識はタイの非常識

2017年6月13日

こんにちは! 講師のAKAsanこと赤木あつしです。

私は、タイ・バンコクに16年間暮らしています。
タイで暮らしている間に、日本の常識が通じないことが多々あり、最初はとまどいました。
とまどっただけではなく、よくイライラしていました。

「なんでそうなるの?」
思い通りにならないことに腹を立てたのです。

「一度こいつらの頭をかち割って中身を覗いてみたい。」
もちろん冗談ですが、思ったように行動してくれないタイ人の考えがよくわからず、悩んでいたのです。

たとえば、こんなことがあります。
バスに乗って移動できるよう、降りるバス停の名前を知りたいと思いました。
タイのバスには車掌がいて、乗るとすぐに切符を売りに来ます。ですから、「○○まで」と言って、切符を買わなくてはならないのです。

私は目的のバス停の看板の写真を撮り、タイ人のスタッフに尋ねました。「これ、何て書いてあるの?」
タイ人のスタッフは、答えてくれました。「バス停って書いてあります。」

「いや、そうじゃなくて、ここにバス停の名前が書いてあるでしょう?それを知りたいの。」
でも、タイ人のスタッフは言います。「バス停としか書いてありません。」

バス停にはバス停の名前がある。私はそう信じ込んでいました。

しかし、そんな日本の常識は、タイの非常識だったのです。

「じゃあ、どうやってそのバス停まで行くことを車掌に伝えるの?」
そう私が尋ねると、タイ人スタッフはこう答えました。
「近くのランドマークとかを言えば、タイ人ならわかります。」

それでは正確には伝わらないのに、どうしてバス停に名前をつけないのか?
私の疑問が消えることはありませんでしたが、ここがタイであるなら、タイの常識を受け入れる他ないのです。

 

 

他にも、タイのアパートには台所がないのが普通です。

もちろん、外国人とかハイソのタイ人が暮らすようなコンドミニアム(日本ではマンション)は別ですよ。
所得の少ないタイ人が暮らすアパートには、台所はないのです。

「じゃあ料理はどうするの?」
どうしてもしたいと思えば、電気グリルやカセットコンロを使って調理は可能です。
流しなどはないので、ベランダで洗います。たらいが大活躍です。
でも、たいていは自分で料理などせず、屋台で買って食べます。

外食も、エアコンが効いている店舗では少し高くなるので、屋台に併設の席で食べます。
エアコンがないオープンエアの店舗なら、それほど高くはありません。

写真は、屋台で買ってきた焼豚、焼鳥、イサンソーセージです。
焼豚が1本10バーツ、焼鳥が1本20バーツ、イサンソーセージが1本20バーツ。
今回はそれぞれ4本づつ買って、合計で200バーツでした。日本円だと約700円ですね。
大きさがわかりにくかもしれませんが、直径約24cmの皿に山盛りです。

もちろん1回で食べ切れる量ではありません。
残ったら冷蔵庫に保管し、電子レンジでチンして食べます。最近は電子レンジがあるので、これで調理することもありますけどね。

 

 

外国へ行くと、「日本の常識は世界の非常識」と言われることが身にしみてわかります。
それはどちらが正しいかではなく、どちらもありだということ。
だから、正しさはこれしかないと凝り固まるのではなく、何でもありだと受け入れた方がいいと思います。

私も、長く暮らす間にそう思うようになりました。
そして、それにつれて自由を感じるようになったのです。
楽しいですよ、自由は。

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