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Cafetalk Tutor's Column

AKAsan 講師のコラム

トムヤムクンですか?

2017年6月15日

こんにちは! 講師のAKAsanこと赤木あつしです。

私は、タイ・バンコクに16年間暮らしています。
その間には、信じられないような話もいくつか聞きました。その1つをご紹介しましょう。

これは、私が以前よく行っていたスナックで聞いた話です。
日本にあるようなカラオケスナックで、ソファ席もありますが、メインはカウンター席。そこに座って飲んだり、カラオケを歌ったりします。
店の女の子はみんな若く、20歳前後くらいだったでしょうか。田舎から出てきた子が多く、カウンターの内から客と会話をして楽しませてくれます。

そういう店で、こう言われました。
「私、日本人の男性はどうしてすぐに「愛しているよ」って言うのかわからなかったの。そんなこと言われても恥ずかしくて顔が赤くなっちゃうから、何も言えなかったのよね。」

まあ、日本人の男性ですから、女の子たちにちょっかいを出したくなるのはわかります。それで、そんなふうに浮いたことを言うのだろうと思ったのです。

ところが、彼女は続けてこう言います。
「でも、あとになってわかったの。彼らは「トムヤムクン」って言っているんだって。」

それを聞いて私は、「へっ?」と思いました。だってタイ語で「愛しているよ」「ポムラックン」です。「トムヤムクン」と「ポムラックン」では、ぜんぜん違うじゃありませんか。

しかし、よくよく聞いてみると、日本人がよく言う「トムヤムクン」という言い方だと、2つの文は抑揚が同じなのです。つまり、タイ人は発音ではなく、抑揚で聞いているということなのです。

こんなことも、タイ人から聞かないと気づかないですよね。たしかに抑揚が大切だとは言われましたが、ここまで聞き間違えられるとは思いませんでした。

※前日までの「日本の常識はタイの非常識」「お客様は神様ですか?」も一緒にご覧いただけると、より理解が深まると思います。

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