いつもの生活に世界のスパイスを。

Cafetalk Tutor's Column

Mieko.S 講師のコラム

『クレヨンしんちゃん』

2017年9月11日

アニメ『クレヨンしんちゃん』をご存じ(ごぞんじ)ですか? お尻(しり)を出(だ)して踊(おど)ったり変(へん)なしゃべり方(かた)をしたり…。 しんちゃんの真似(まね)をしてしまうから、と「親(おや)が子ども(こども)に見(み)せたくないテレビ番組(ばんぐみ)」として長年(ながねん)名前(なまえ)が挙(あ)がっていました。 私(わたし)はしんちゃんのテレビ番組や映画(えいが)をよく観(み)ます。 実(じつ)はしんちゃんは人間性(にんげんせい)のかなり高(たか)い子どもです。 おかしなギャグでまわりを和(なご)ませるだけでなく、他(ほか/た)の登場人物(とうじょうじんぶつ)が尻込み(しりごみ)するようなピンチの場面(ばめん)でひとり信念(しんねん)を曲(ま)げず闘(たたか)ったりします。 前々作(ぜんぜんさく)の映画を私は映画館(えいがかん)で観ました。 エンドロールが流(なが)れて館内(かんない)が明(あか)るくなると、私は子どもにバレないようにそっと涙(なみだ)を拭(ふ)きました。 気(き)が付(つ)けば、一つ置き(ひとつおき)二つ置き(ふたつおき)に座(すわ)る大人(おとな)ばかりが泣(な)いているではありませんか!! 「子どもに見せたくない」のではなく、「子どもと見たくない」のです。 野原(のはら)しんのすけ、5歳(さい)。 私もあんな風(ふう)に生(い)きたいなと思います、お尻は出しませんけど。

ご存じですか = 知っていますか

名前が挙がる = 名前を言われる / 名前を発表(はっぴょう)される

観る = 映画や美術作品(びじゅつさくひん)などをじっくり時間(じかん)をかけて見る

尻込みする = 嫌(いや)がる

信念を曲げず = あきらめず

前々作 = 前の前の作品

一つ置き二つ置きに座る大人 = 大人が子どもを一人か二人つれてきて座っている様子(ようす)

あんな風に = あのような感じに

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

お気軽にご質問ください!