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Cafetalk Tutor's Column

中村勇太 講師のコラム

こだわりを持って欲しい

2018年3月9日

楽器を習えば誰しも、うまく弾きたい、と思ってくれると思います。

しかし、うまく弾く、とはどういうことでしょうか。

ヴァイオリンをうまく弾く・・・たとえばある人は物理的なことから考えはじめます。

楽譜に書かれた音高、音程と音価を正しく弾けばいいんだ。

それはできた!しかし・・・なんか違う。

あー、音色が汚いんだ。綺麗にしなくちゃ・・・

これもできた・・・でもなんか違うぞ。

あー、本当に美しい音というのは、そこにふさわしくないといけないんだ、ふさわしいってなんだ?フレーズ?・・・

どんどん感覚をつなげていくことになります。考えも、耳もそれに従って育って欲しいと願っています。

それが、こだわりだったり、その変遷だと思います。

そういう、こだわりがあると、楽器や音楽の範囲を超えていろんなことが繋がると思っています。

その先を見据えたヴァイオリンの女王のメッセージは重たい言葉です。。

ミュージシャン、って言ってますけど、プロとかソリストとか、アマチュアとか限定してませんからね笑。

音楽を弾く、あるいは聴くときでさえ、大切なことをおっしゃってます。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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