Cafetalk Featured Tutor Interview

Mayumi J

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Mayumi J Tutor Interview

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Q. Mayumi J先生、こんにちは!まずは簡単に自己紹介をして頂けますか?

A. こんにちは。2018年よりカフェトークで講師をしております。真由美Jと申します。普段は児童英語教師として子ども達に英語を教えています。こども英語教室を、開設して今年で16年目になります。

Q. カフェトークで教えようと思ったきっかけを教えてください。

A. 実は2014年にとあるセミナーで、カフェトークを使ったレッスン提供の方法を初めて知りました。ただ、当時メインにしていたこども向け英語教室ではオンラインレッスンは少し難しいかなと思い(実際に手とり足取りレッスンしているので)すぐには始めませんでした。

ただ、先生も生徒さんも、住んでいる場所と移動時間を考えずにレッスンできるので、ずっと気になるレッスン方法でした。それでその後、大人の方向けに発音レッスンを提供しようと思った時には迷わずカフェトークを選びました。

Q. 2018年より「英語発音指導士®」としてご活躍されていますね!英語発音にご興味を持つようになったきっかけは何だったのでしょう?

A. 私はごく普通の日本人なので、中学校で初めて英語を勉強し始めました。ですがどういう訳か、最初からお手本のCDと同じような音を出すことができたんですね。周りの友人から「どうすればCDと同じように発音できるのか?」とよく聞かれましたが、当時はもちろん上手く説明できないままでした。

その後、高校、大学と成長する中で、ここぞという大事なスピーチの際に、カタカナ英語や間違った発音で発表する大人の人たちを見て、これは損しているぞと思い続けていました。児童英語教師として仕事を始めてからも、子どもに教えている英語の先生ほど発音には気をつけて欲しいとずっと思っていました。子どもは聞いた音をそのまま吸収してしまうので…。

そんな時に、ご縁があって英語発音の第一人者である竹村和浩先生に師事し、英語の発音の検定があると聞きました。独学で数回受検しましたが、いつも目標である一番上のレベルまであと一歩というところで届かず、悔しいは理由は分からないはで悩んでしまって。ここで初めて、きちんと発音を学ぼうと、長期的にスクールに通い始めました。

結局、5~6年は準備にかけたでしょうか?自分の発音を磨くのはもちろんですが、生徒さんにどうわかり易く伝えるか、どういう順序でレッスンしていくかも含めて、準備が整ったと思ったタイミングでカフェトークを始めました。

Q. 児童英語と英語発音1を中心に教えていらっしゃるのですね!Mayumi先生ご自身はどのように英語を話せるようになりましたか?

A. とにかく、中学生で英語というものに初めて触れた当時から大好きでしたので、文字でも音でも、英語であればすべて吸収してきました。よく覚えているのが、ちょうど中学生の頃に、ハワイから帰国した女性アイドルの方(注:早見優さんです。お名前を出して良いかわからなかったので…)が人気で、彼女の歌の英語バージョンと英語の朗読ばかりのカセットテープ(時代がわかりますね(笑))が発売されたんですね。私はそれを毎晩聞きながら寝ていて、文字は見ないまま彼女の発音の癖も含めて丸暗記してしまっていました。さわりの部分はいまだに暗唱できます。自分の考えを言葉にするという意味で話せるようになったのは、実は大人になってから行ったイギリス留学以降なのでけっこう遅い方です。

Q. 日本国外に滞在されたことはありますか?もしありましたら、その時のエピソードなどぜひ教えてください。

A. 大学ではフランス文学が専攻でしたので、卒業後はパリに約1年留学しました。その後、いったん就職した後、やはり英語も必要ということでイギリスに留学しました。この時は主人も一緒でした。まだ子どもがいなかったのでフットワークが軽かったんですね。ところがイギリスで息子が生まれることになり、病院に通ったり、手術したり、入院したり、保健所に予防注射に行ったり…思いがけず予定していなかった体験をたくさんさせて貰いました。

Q. レッスンのない日など、普段はどんな風に過ごされてますか?趣味や興味のあることがあれば教えてください。

A. 元々ハンドメイドなど手作業は好きな方なのですが、最近はハーバリウム作りを楽しんでします。集中して作って、完成すると達成感があるので良いリフレッシュになります。作ったハーバリウムボールペンは友人に配ると喜んでもらえるのでそれも嬉しいです。

Q. カフェトークでは英語発音トレーニングを中心に教えていらっしゃいますね!ナチュラルな英語発音を習得する上でのコツ、アドバイスなどはありますか?

A. 一番早いのは「聞こえたまま発音する」ことです。子どもがやるように、できるだけ文字を考えないようにして、「つながる音」「聞こえなくなる音」をそのまま出すのが一番良いのですが、大人の方はそれが難しいと仰いますね。レッスンでは「頭の中のカタカナを消してください」とよく言っています。

Q. 先日(2019年6月21日)のオンラインセミナーは大盛況でしたね!その後生徒さんからの反響などはありましたか?

A. ありがたいことにたくさんの新しい生徒さんが体験レッスンを受講してくださり、ほとんどの方がレッスンを継続して下さっています。レッスン枠をもう少し増やさないといけませんね。

Q. 先生のレッスンに興味がある生徒さんのために、普段のレッスンの様子を教えていただけますか?

A. ウォームアップを兼ねて前回のレッスンの復習をします。口の形、舌の位置、発声方法などを再確認します。その日履修する音の口の形、舌の位置、発声方法を確認して単語や文章を読みながら練習します。レッスン後にはフィードバックをお送りし、次回までにできなかったところを自主練習して頂きます。

この自主練習をきちんとして下さる方は、上達と進み方が早いです。

Q. 特にどういった生徒さんにレッスンの受講をおすすめしていますか?

A. 外国のお友達と楽しく会話するだけなら日本語っぽい英語でもかまわないと思いますが、発音を間違うと違う単語になってしまったり、情報が間違ってしまうことがあるので、「英語で正確な情報を伝える必要のある方」にはぜひ受講して頂きたいです。

これまでに受講された生徒さんは、会社で英語を話す機会の多い方、司会業の方、大学講師の方、国際機関にお勤めの方、海外からの研修生や観光客を受け入れている方、英語教師の方などがいらっしゃいました。

来年オリンピックがあるのでボランティアをする方も多いと思いますが、多国籍のグループに向けて話す時は、英語のネイティヴスピーカーばかりではないので、情報がきちんと伝わるように正しい発音で話してあげて欲しいと思います。来年に備えて今から始めておかれると良いと思います。

Q. 最後に、レギュラーの生徒さん、そしてこれから出会う生徒さんに向けてメッセージをお願い致します。

A. 今まで日本人が一番気にしていながら、一番後回しにされていた4技能のあとの「5番目」である「発音」が、今後ますます注目されていくと思います。

発音を良くすることそのものも大事ですが、私はその先の「きれいな英語で話せる」ことで、受講された生徒さんがお仕事や学業で高く評価されることの方がもっと大事だと思っています。

生徒さんのステイタスアップのために、きれいな英語を身につけてもらえるようお手伝いさせて頂きたいと思っています。ぜひ一緒にがんばりましょう!

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Mayumi J


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